殺意は砂糖の右側に [柄刀一]
CDで言うとジャケット買いになるんでしょうか。
この祥伝社からでているシリーズ、「天才・龍之介がゆく!」
を思わず表紙で買いました。
頭はずば抜けて良いが、全く世間と隔絶されて生きてきた龍之介と
その従兄弟の光章、そしてその恋人?の一美の3人が
シリーズキャラクターです。
短編、中編、長編とバラエティに富んでおり、内容もなかなかおもしろいです。
個人的には龍之介のどうでもいい天才ぶりをアピールするうんちくが
大好きですが(笑)
一応、このシリーズ、龍之介の面倒を見てくれる人を探す、というのが
大きな目的で、いまだそれが果たせず、行く先々で事件に巻き込まれる
わけですねえ・・・
「幽霊船が消えるまで」が文庫化されていますが、
シリーズとしては「連殺魔方陣」が一番新しいんですかね。
表紙でちょっとためらってしまう方も逆にいるかとおもいますが、
ご一読あれ。
コメント 0