謎001~スペシャルブレンドミステリー~ [ミステリ]
1970年代~の短編ミステリの中から、東野圭吾さんが
お気に入りのモノを選んだ「珠玉」の作品集。
若干訂正。解説で東野さんは、収録されている赤川次郎さんの作品が
「三毛猫ホームズシリーズ」主要キャラクターが活躍とありますが、
実際は永井夕子&宇野警部の「幽霊」シリーズ。
ま、そんな重箱の隅をつつくような細かいことはどうでもいいですが。
個人的おすすめは「ぼくを見つけて」(連城三紀彦)
「サボテンの花」 (宮部みゆき)
どちらの方も初めて読む作品でした。
前者はある誘拐事件が子どもからの110電話で始まる話。
しかしそれは実は「二重の」誘拐事件であった・・・
「二重」というよりは「二度」でしょうか。
後者はなんというか・・・感動モノ、でしょうか。
小学校の話なんですが、今やこういういい児童-いい先生の関係が
築かれている小学校がどれくらいあるのか・・・
さて001となっているからには続編があるのでしょうが、
それも楽しみです。
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