若き博物学者チャールズ・ダーウィンがガラパゴス諸島で起こった
殺人事件に挑む。
実際に史実を基に書かれているミステリです。
こうした歴史ミステリを読むのは実は初めてなのですが、
なかなか楽しめました。
不在証明=アリバイの説明とか、なるほどまだこの時代は
ポーの「モルグ街の殺人」が発表される前なので
聞き慣れない言葉だったんですね。
それにしてもダーウィンは見事な推理を行います。
そして『種の起源』の基になったのがこの事件であったという
フィクションもおもしろかったです。
はじまりの島
- 作者: 柳 広司
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/09/30
- メディア: 文庫
2006-10-22 22:17
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