「悩み」の正体 [読書]
香山さんの御著書は「ぷちナショナリズム症候群」を読んだことがあります。
あのメガネは伊達なのだろうかと、全くどうでもいい疑問をもったんですよね(笑
この本では精神科医でもある香山さんが様々な「悩み」に注目し、それがどのようなものなのか
分析していきます。
印象的だったのは、これまで「悩み」にならなかったことが、次々と「悩み」に昇格していると
いう指摘です。
この本に「これこれこういう状態なんですが、うつ病ではないでしょうか?」という相談者の方が
多く出てくるんですが、パニック障害である僕が読んでみても「?」
と思うことがしばしば。
「気分変調症」というのが出てきますが、僕もそうなのかなあ。
これ以外にも様々な分野で「悩み」に昇格してしまった事柄を分析されていますので
ご一読あれ。
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