相棒season6最終回「黙示録」

「杉下の正義はときに暴走するよ」
真の正義を行うために、小さな違法をやってでもそれを遂行する・・・
果たしてそれは許されるのだろうか。

やはり杉下警部としては、スタートスペシャルでの三雲判事の行った「行為」が許せなかった
のでしょうね。
杉下警部が三雲判事に令状を取ってほしいとお願いに行ったシーン。
右京は（うろ覚えですが）「けじめ」というような言葉を使ったかと思いました。
あの意味は今回の話の核である25年前のえん罪事件へのもの、そしてそれ以上に
裁判員制度を巡る事件で人一人を殺してしまった事への「けじめ」をつけさせたのでしょう。
だからこそあえて筋違いの令状請求とわかっていながらそれを遂行したのではなかろうか。

今回のシリーズは初回のスペシャルが裁判員制度の試験導入から発生する殺人事件。
そして最終回がえん罪を巡る事件・・・
まさに日本の司法制度への警鐘のようなドラマでした。

ベンガルさんの演技がよかったなあと個人的に思いました。

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タグ：相棒 裁判員

コメント 2

故意に冤罪をでっち上げるケースも現実にあります。
現実でも警察は司法制度そのものがもうだめなんです。
by ミント (2008-03-20 17:13) 

ミント様、コメントありがとうございます。
冤罪を防ぐために、三審制度があり、再審請求があるんだと思いますが、
あくまでそれは裁判の制度ですよね・・・

その裁判にまでもっていく警察が冤罪をでっちあげる、ずさんな捜査を
行う、ニュースでもそうした事件が取り上げられましたが、
本当に市民の味方としての警察であることをしっかり認識して
もらいたいものです。
by コースケ (2008-03-20 19:00)