館島 [東川篤哉]
烏賊川市を舞台とした作品を中心に、ユーモア・ミステリを書かれている
東川篤哉さんの作品。
タイトルからもわかるように「クローズド・サークル」ものです。
天才建築家が謎の死を遂げてから半年・・・
再びその島に関係者が集められる。
そして起こる殺人事件・・・
はたして犯人は誰なのか!?
一応電話は通じるんで、完全な孤立ではないんですが、
それでもどこか緊迫感を感じないのはやはり主人公とワトソン役のキャラクターによります。
女探偵の小早川沙樹と県警捜査一課の相馬刑事のやりとりは爆笑もの。
あらぬ妄想や予期せぬラブロマンスを期待したりするところなんて
殺人が起こっているのを忘れさせてくれます。
主人公である沙樹も大酒飲みでこれまたおもしろい。
とはいえ、事件の謎に着実に近づいていて、最後には見事に解決させます。
烏賊川市を舞台としたミステリも本作もユーモアといいながら、
十分に本格ミステリです。それはお間違いのないように、です!
本作でのトリックも島田荘司さんの「斜め屋敷」を彷彿とさせました。
解説によれば、本作は続編もあるのではないかとのこと。
期待が高まります。
東川篤哉さんの作品。
タイトルからもわかるように「クローズド・サークル」ものです。
天才建築家が謎の死を遂げてから半年・・・
再びその島に関係者が集められる。
そして起こる殺人事件・・・
はたして犯人は誰なのか!?
一応電話は通じるんで、完全な孤立ではないんですが、
それでもどこか緊迫感を感じないのはやはり主人公とワトソン役のキャラクターによります。
女探偵の小早川沙樹と県警捜査一課の相馬刑事のやりとりは爆笑もの。
あらぬ妄想や予期せぬラブロマンスを期待したりするところなんて
殺人が起こっているのを忘れさせてくれます。
主人公である沙樹も大酒飲みでこれまたおもしろい。
とはいえ、事件の謎に着実に近づいていて、最後には見事に解決させます。
烏賊川市を舞台としたミステリも本作もユーモアといいながら、
十分に本格ミステリです。それはお間違いのないように、です!
本作でのトリックも島田荘司さんの「斜め屋敷」を彷彿とさせました。
解説によれば、本作は続編もあるのではないかとのこと。
期待が高まります。
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