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ブラウン神父の童心 [ミステリ]

読書の秋かつこの連休を利用して
新たなミステリを読もうと思いつつ
ずいぶんと時間がかかってしまいました。

新たな、といっても古典的名作
であるG・K・チェスタトン原作の「ブラウン神父」シリーズ
を恥ずかしながら初めて読むことに。

まず内容というより読み始めての感想。
読みにくい!(苦笑
いや、これは本当に独特の文章ですね。
これは新訳や文字大きく版は出ないものか(笑

さて本短編集の中でも最も傑作は
やはり「見えない男」でしょう。
チェスタトンの盲点をつく、心理トリックが
いかんなく発揮された作品だと思います。

個人的には「折れた剣」が好きです。
珍しくブラウン神父が独自に過去の戦争で起きた
ある英雄譚について調査し、
その真相を見抜きます。
「木の葉を隠すなら森の中」。
後のミステリでもこのトリックは使われ続けますよねえ。

さてこの後は「ブラウン神父の知恵」を購入する
予定ですが、まだ先かな・・・


ブラウン神父の童心 (創元推理文庫)

ブラウン神父の童心 (創元推理文庫)

  • 作者: G・K・チェスタトン
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1982/02
  • メディア: 文庫



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