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相棒season8「錯覚の殺人」 [テレビ]

原作があるドラマ、特にミステリーなんかは
どうしても1時間では収まりませんから、
2時間ドラマになりますよね。
もちろん、2時間ドラマにしても
収まってない作品は数多ありますが・・・

しかし原作がないミステリーは、1時間ドラマでも、脚本次第で
非常におもしろいドラマを作ることができるのは確かでしょう。
相棒はその最も成功しているドラマの1つではないでしょうか。

今回は倒叙モノ。
コロンボ・古畑・福家と名だたる作品が浮かびます。

最後の色による錯覚を利用した
トリックはなんとなく予想はついたものの、
最初の教授の靴、そして被害者のカレンダー
に記されたメモ、教授がテレビ局に
来た日付と時間。
これらから一気推理を組み立て、
教授が犯人ではないか、という
1つの仮説を作った右京は天才としかいいようがない。

倒叙モノの場合、
なぜ探偵がその人物を犯人と
推定し、犯行を立証していくのかが
見物ですが、
今回の話ではこの推定の部分が視聴者に非常にわかりやすく、
残りの時間を彼がどう犯行に及んだか、に重点を置くことが
できていて、見応えがありました。

動機までも錯覚という最後の締めがまたよい。
常にこうしたクオリティの高い
脚本を期待したいですね。


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  • 出版社/メーカー: 日本工業新聞新社
  • 発売日: 2009/10/28
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コースケ

VINNY7様、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2009-11-12 14:55) 

コースケ

hiro様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2009-11-14 17:53) 

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