もう誘拐なんてしない [東川篤哉]
まずは本書のあらすじを。文春さんのページから。
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163267104
下関の大学生・翔太郎がひょんなことから知り合ったのは、
門司を拠点とする暴力団花園組組長の娘・絵里香。
彼女がお金を必要としていることを知り、
冗談で狂言誘拐を提案したところ絵里香は大はりきり。
こうしてひと夏の狂言誘拐がはじまった。
いっぽう、そんなこととはつゆ知らない組の面々。
身代金を要求する電話を受け、
「組長よりもヤクザらしく、組長よりも恐ろしい」絵里香の姉・皐月が妹を救うべく立ち上がる。
キュートな姉妹、トボけた翔太郎、個性豊かなヤクザたちの活躍が楽しいユーモア誘拐ミステリー。
主人公樽井と花園絵里香の出会いはまさにステレオタイプ的(笑)
こんな偶然ないって~と何度も思ったシーンです(笑
しかしそれがよい。
どこか憎めない花園一家、それを実質的に取り仕切る長女の皐月。
樽井の先輩・甲本。そして頼りないし、なんども絵里香に迫ろうとする(笑)樽井。
魅力的なキャラクターに彩られてます。
展開は非常にスピーディ。
狂言誘拐と偽札作りの事件、そして殺人事件と次々と事件が起こり、
それとの関係性を最後に一気に暴く。
赤川さんの作品を読んでいるかのような錯覚。
花園絵里香も良い味出してると思うのですが、
僕は樽井が非常に好きですね。
下心はたくさんだけど、狂言誘拐をいきなり切り出したり、
実は行動力抜群の大学生。
最後も絵里香を助けまいと思い切った行動に出ますが、
ラストはトンでもないことに・・・(笑
夏の想い出の小説としてぜひ読んでみて下さい。
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163267104
下関の大学生・翔太郎がひょんなことから知り合ったのは、
門司を拠点とする暴力団花園組組長の娘・絵里香。
彼女がお金を必要としていることを知り、
冗談で狂言誘拐を提案したところ絵里香は大はりきり。
こうしてひと夏の狂言誘拐がはじまった。
いっぽう、そんなこととはつゆ知らない組の面々。
身代金を要求する電話を受け、
「組長よりもヤクザらしく、組長よりも恐ろしい」絵里香の姉・皐月が妹を救うべく立ち上がる。
キュートな姉妹、トボけた翔太郎、個性豊かなヤクザたちの活躍が楽しいユーモア誘拐ミステリー。
主人公樽井と花園絵里香の出会いはまさにステレオタイプ的(笑)
こんな偶然ないって~と何度も思ったシーンです(笑
しかしそれがよい。
どこか憎めない花園一家、それを実質的に取り仕切る長女の皐月。
樽井の先輩・甲本。そして頼りないし、なんども絵里香に迫ろうとする(笑)樽井。
魅力的なキャラクターに彩られてます。
展開は非常にスピーディ。
狂言誘拐と偽札作りの事件、そして殺人事件と次々と事件が起こり、
それとの関係性を最後に一気に暴く。
赤川さんの作品を読んでいるかのような錯覚。
花園絵里香も良い味出してると思うのですが、
僕は樽井が非常に好きですね。
下心はたくさんだけど、狂言誘拐をいきなり切り出したり、
実は行動力抜群の大学生。
最後も絵里香を助けまいと思い切った行動に出ますが、
ラストはトンでもないことに・・・(笑
夏の想い出の小説としてぜひ読んでみて下さい。
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