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名探偵ポワロ「マギンティ夫人は死んだ」 [ミステリ]

いよいよ始まりました!
ポワロの新作4日連続放送の初日。
初日は「マギンティ夫人は死んだ」

スペンス警視は、夫人殺害で有罪判決が下った男が
どうしても犯人とは思えず、ポワロに再捜査を依頼する。
被告の絞首刑が迫る中、ポワロは真犯人を見つけられるのか?
以下、ネタバレあります。





この作品、ポワロがとにかく動き回ります。
彼は安楽椅子探偵のイメージが強いので
意外でした(実際には相当動く作品もあるんですけどね)
これは作品の発表順などによるポワロ高齢化が
影響しているのでしょうかねえ。


ブロードヒニーという小さな村で起きた殺人。
ポワロお得意の名声も全く通用せず、
小さな村だからなのか、外国人だからなのか、
ポワロという余所者に非常に閉鎖的な印象を受けました。
それがまたポワロの捜査を困難に。
招かれざる客ですね、まさに。

ただ随所にネタは仕込まれていて、
ポワロの泊まるゲストハウス。
まず犬、そして常に部屋には冷たい風が・・・
食事も不衛生な感じで、
とてもポワロが満足できるものではない(笑
特に風は2回も言ってました(笑

そしてワトソン役のオリヴァ夫人。
捨てたリンゴの芯がポワロに直撃することで
再び出会いました(笑

ポワロの推理、いやいや灰色の脳細胞は
さすがの切れ味を見せ、
夫人の遺品にあった切り抜かれた新聞から
一気に推理を組み立てます。

しかしポワロが殺されそうになるとは!
他にこうした作品はすぐに思い浮かびません。
ポワロ大ピンチでした。

切り抜かれていた写真、これに実は
メディアによるトリック(苦笑)が隠されているわけですが、
いわば我々の思い込みを誘う作者による見事な騙し。

犯人にはちょっと同情。
後、ポワロが犯人を追い詰めるところ。
実は決定的な証拠を突きつけるとまでは
いかなかったというのが少し残念かな、と。
それとも筆跡がそれなのかな?

明日も楽しみです。


マギンティ夫人は死んだ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

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  • 作者: アガサ クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 文庫



名探偵ポワロ ニュー・シーズン DVD-BOX 1

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コースケ

Yuseumさま、nie!ありがとうございます。
by コースケ (2010-09-21 00:37) 

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