46番目の密室 [有栖川有栖]
クリスマス・イヴなんですよねえ。
毎年この日にはそれにちなんだミステリを紹介していた気がするのです(笑
とはいえ、それもそろそろ限界に近づきつつあるのですが・・・(苦笑
さて、本書は言わずと知れた作家アリスと臨床犯罪学者の火村英生のシリーズです。
が、本書がなぜクリスマスと関連しているのか、
それは本書内での事件が12月24日に起きている、まさにクリスマス・イヴの殺人だからです。
45の密室トリックを発表した推理小説の大家・眞壁聖一。
彼は「日本のディクスン・カー」の称号を得るほど、まさに「密室の巨匠」だった。
そして今年のクリスマス・イヴ。例年のように彼のもとへ作家仲間や編集者たちが
集まり、クリスマスパーティーを開く。
そこで彼は「密室は後一回だけだ」と衝撃の発言をする。
そしてその日に、彼は殺害された・・・雪に閉ざされた山荘の中の密室で・・・
密室と化した地下の書庫の暖炉に上半身を突っ込むという悲惨な姿で。
彼は自分が考えた46番目の密室トリックで殺されたのか?
舞台設定だけでもワクワクしてくる作品です。
作品そのものも充分楽しめますが、
眞壁の言葉を借りて、おそらくは有栖川さんの推理小説論も読むことが出来ます。
なんといっても作家アリス&火村英生の第1弾。
クリスマス・イヴの今日、手に取ってみてはいかがでしょうか。
毎年この日にはそれにちなんだミステリを紹介していた気がするのです(笑
とはいえ、それもそろそろ限界に近づきつつあるのですが・・・(苦笑
さて、本書は言わずと知れた作家アリスと臨床犯罪学者の火村英生のシリーズです。
が、本書がなぜクリスマスと関連しているのか、
それは本書内での事件が12月24日に起きている、まさにクリスマス・イヴの殺人だからです。
45の密室トリックを発表した推理小説の大家・眞壁聖一。
彼は「日本のディクスン・カー」の称号を得るほど、まさに「密室の巨匠」だった。
そして今年のクリスマス・イヴ。例年のように彼のもとへ作家仲間や編集者たちが
集まり、クリスマスパーティーを開く。
そこで彼は「密室は後一回だけだ」と衝撃の発言をする。
そしてその日に、彼は殺害された・・・雪に閉ざされた山荘の中の密室で・・・
密室と化した地下の書庫の暖炉に上半身を突っ込むという悲惨な姿で。
彼は自分が考えた46番目の密室トリックで殺されたのか?
舞台設定だけでもワクワクしてくる作品です。
作品そのものも充分楽しめますが、
眞壁の言葉を借りて、おそらくは有栖川さんの推理小説論も読むことが出来ます。
なんといっても作家アリス&火村英生の第1弾。
クリスマス・イヴの今日、手に取ってみてはいかがでしょうか。
capote様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2010-12-26 18:29)