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名探偵ポワロ「オリエント急行の殺人」 [海外ミステリ]

新作ポワロ第4夜。
まずはNHKの紹介ページから。

パレスチナで事件を解決したポワロはイギリスに戻るためオリエント急行に乗車。
終点のカレーまで3日の長旅だ。列車には国籍も階級もさまざまな人々が乗っていた。
アメリカの富豪ラチェットにその秘書と執事、ギリシャ人医師、ロシアの公爵夫人とメイド、
ハンガリーの外交官夫妻、女性宣教師…。2日目の夕方、
ポワロはラチェットから殺されるかもしれないと保護を頼まれるが断る。
だが翌朝、そのラチェットが刺殺死体で見つかる。
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/agatha/poirot_04.html

最初の事件の解決の、中尉の自殺とポワロへの同僚の
発言が、全てだったんだろうなと感じました。

なんか後味の悪いエンディングでした。
乗客もポワロもどちらも納得はしていないという。
そして妥協でもない。
小説はそんな事はなかったと記憶してますが・・・

なんだかポワロの苦悩と葛藤ばかりに目がいって
しまいますね。
前3作と違い、ユーモラスな場面は全くありませんし。

ただ、小説は間違いなくおもしろいと思います。
禁じ手と言われる事も多々あるようですが、
僕はそうは思いません。
クローズド・サークル内での
見事なトリックだと思います。

さてしばらくは新作放送はないのかな。
(実際制作されてない?)
残された作品は
「ヘラクレスの冒険」「死者のあやまち」「ビッグ4」
「象は忘れない」、そして「カーテン」。
ちなみに戯曲、後小説化された「ブラック・コーヒー」もあったり。

「ヘラクレス」はどうするんだろう?
1編のみ映像化ですかねえ。

個人的に一番の期待は「ビッグ4」
これポワロものでは完全に異色ですが、
冒険活劇って感じで、ひさしぶりのポワロ&ヘイスティングスが
観られるのではと期待。
さらにはミス・レモンやジャップ警部も。
もっとももう少しスーシェさんが若い時に
映像化してほしかったですが・・・

元々の「名探偵ポワロ」のコンセプトに
みられたポワロ・ヘイスティングス・ジャップ警部(+ミス・レモン)
という原作では出ていないが、登場するというドラマ化
を期待してるんですけどねえ。


オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

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オリエント急行の殺人 (創元推理文庫)

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コメント 3

コースケ

31さま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2012-02-10 22:45) 

コースケ

千里眼さま、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2012-02-12 16:45) 

コースケ

Yuseumさま、nice!ありがとうございます。
by コースケ (2012-02-14 14:21) 

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