ねずみ石 [大崎梢]
書店・書籍関連ミステリの大崎さんによる
光文社文庫第二弾。
前作の「片耳うさぎ」に続く、子どもが主役のミステリー。
まずはAmazonさんの紹介ページから。
真ん中にひと文字「子」という漢字が入った灰色のすべすべとした楕円形の石。
神支村の子どもたちが祭りの夜に探す「ねずみ石」は、願いをひとつだけ叶えてくれる―。
中学一年生のサトは四年前の祭りの日、一時行方不明になった。
その夜、村で起きた母娘殺人の犯人は未だに判明していない。
親友セイとともに、祭りを調べていくうち、サトは事件の真相へと迫っていく。
事件を解く鍵となる、ある文字があるんですが、
これが見事。
しっかりお祭りとも関係していて、ああなるほどと。
主人公の記憶が鍵を握っているんですが、
その記憶が蘇っていくとともに、「ねずみ石」との関係もまた見えてくる。
主人公が出身の神支村は結構閉鎖的なイメージを
これを読んでいると持つんですよね。
そこにきて土俗的な神事とでもいうか、それを持ってきただけでも
ある種の怖さがあって、読んでいてその怖さがより物語を引き立ててました。
実際はこれってミスディレクションなのか?と深読みしまくりですかね。
光文社文庫第二弾。
前作の「片耳うさぎ」に続く、子どもが主役のミステリー。
まずはAmazonさんの紹介ページから。
真ん中にひと文字「子」という漢字が入った灰色のすべすべとした楕円形の石。
神支村の子どもたちが祭りの夜に探す「ねずみ石」は、願いをひとつだけ叶えてくれる―。
中学一年生のサトは四年前の祭りの日、一時行方不明になった。
その夜、村で起きた母娘殺人の犯人は未だに判明していない。
親友セイとともに、祭りを調べていくうち、サトは事件の真相へと迫っていく。
事件を解く鍵となる、ある文字があるんですが、
これが見事。
しっかりお祭りとも関係していて、ああなるほどと。
主人公の記憶が鍵を握っているんですが、
その記憶が蘇っていくとともに、「ねずみ石」との関係もまた見えてくる。
主人公が出身の神支村は結構閉鎖的なイメージを
これを読んでいると持つんですよね。
そこにきて土俗的な神事とでもいうか、それを持ってきただけでも
ある種の怖さがあって、読んでいてその怖さがより物語を引き立ててました。
実際はこれってミスディレクションなのか?と深読みしまくりですかね。
Yuseumさま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2012-03-16 00:35)
31さま、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2012-03-19 21:35)