妃は船を沈める [有栖川有栖]
臨床犯罪学者の火村英生と作家アリスのシリーズ。
本作は非常にめずらしく、あとがきがなくて、はしがきがあります。
タイトルにしてやられたという感じですね。
「猿の左手」については、あきらかに挑戦的な「妃」が
印象的です。
「解けるものなら、解いてみなさい」ともとれる態度。
これに挑戦する火村。
まさに犯人対探偵という感じでした。
ところで、「猿の手」についての火村の解釈(有栖川さんの解釈に近いらしい)
ですが、その解釈だと、なぜ急に「息子」が居なくなったのか、いまいちわからない。
両親の会話を聞いたからなのか?謎です。
後半の「残酷な揺り籠」は火村シリーズの真骨頂発揮。
窓がなぜ割られていたのか?この一点から火村は一気に
推理を構成します。
派手なトリック、アリバイ証明もない。
しかし読み応えは十分。
それにしても「妃」の変わり様はさすがに火村も驚いたのではないかなあ。
余談ですが、
第一部では火村助教授ですが、第二部では准教授に。
細かいことが気になるもので(笑
本作は非常にめずらしく、あとがきがなくて、はしがきがあります。
タイトルにしてやられたという感じですね。
「猿の左手」については、あきらかに挑戦的な「妃」が
印象的です。
「解けるものなら、解いてみなさい」ともとれる態度。
これに挑戦する火村。
まさに犯人対探偵という感じでした。
ところで、「猿の手」についての火村の解釈(有栖川さんの解釈に近いらしい)
ですが、その解釈だと、なぜ急に「息子」が居なくなったのか、いまいちわからない。
両親の会話を聞いたからなのか?謎です。
後半の「残酷な揺り籠」は火村シリーズの真骨頂発揮。
窓がなぜ割られていたのか?この一点から火村は一気に
推理を構成します。
派手なトリック、アリバイ証明もない。
しかし読み応えは十分。
それにしても「妃」の変わり様はさすがに火村も驚いたのではないかなあ。
余談ですが、
第一部では火村助教授ですが、第二部では准教授に。
細かいことが気になるもので(笑
もりん様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2012-05-26 21:15)
31さま、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2012-05-26 21:16)