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死者におくる入院案内 [赤川次郎]

新年最初は赤川作品。
まずはAmazonさんの紹介ページから。

霧深い夜に腹を裂かれた女(外科)、人気作家の元に現れた身に覚えのない「我が子」とその母(産婦人科)、
余命三ヶ月の少女と強盗犯の絆(放射線科)、「今日殺された」という謎の客(法医学教室)―。
迷える人々の病状は実にさまざま。悪意、殺意、欲望の病に罹った「患者」たちに「名医」赤川次郎がおくる、
7つの診療科への入院案内。

人間の感情を病原体と見立てた短編集です。
まず、この発想がすごいと思う。

<外科>「霧の夜の忘れ物」と<法医学教室>「明日殺される男」の
最初と最後の短編はどちらもミステリ色が強くでています。

<放射線科>「残された日々」では赤川作品お馴染みの主人公。
犯罪を犯した男と余命を告げられた少女が出会い始まる物語。
最後はハッピーエンドですが、男のとったある行動が良かった。

今年もどうぞよろしく御願いいたします。


死者におくる入院案内 (実業之日本社文庫)

死者におくる入院案内 (実業之日本社文庫)

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2014/12/05
  • メディア: 文庫



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コースケ

31様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2015-01-10 00:33) 

コースケ

makimakiさま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2015-01-10 00:33) 

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