伊豆七島殺人事件 [西村京太郎]
まずはAmazonさんの紹介ページから。
「もしもし、おい、どうした?」
突然切れた電話に不審を抱いた、海洋開発実験中の片桐主任は、
水深40メートルの密室〃海底の家(マリーン・ハウス)〃に潜行した。
ここ神津島の新日本重工・海底居住基地では、極秘の実験が進行していたのだ。……
海底の密室で刺殺された研究員! 濡れた電話機、床一面に散った揚げ羽蝶は何を物語る? 傑作本格推理!
西村御大作品再び。
この作品は完全に見逃してました。
「島」シリーズでもあり、社会派ミステリ、
そして海洋開発がメインとなっています。
オタイネの子孫という老人や、死体の側にいたミヤマカラスアゲハ。
そうした島の風習や因習を散りばめつつ、
物語の主眼は海洋進出を巡る企業間の争いも描きます。
本作のメインはある種の密室トリックと、たった一つのアリバイトリック。
おそらく犯人であろうと思われる人物を読者は結構早い段階で
気付くと思います。
本書後半では、このアリバイトリックが最後の最後まで物語を
引っ張ります。
主人公の推理がこれでもかと外れるんですよねえ(苦笑
どんでん返しがあるか?とまで思いました。
海の作家の本領発揮でもある本作品。未読の方はぜひ。
「もしもし、おい、どうした?」
突然切れた電話に不審を抱いた、海洋開発実験中の片桐主任は、
水深40メートルの密室〃海底の家(マリーン・ハウス)〃に潜行した。
ここ神津島の新日本重工・海底居住基地では、極秘の実験が進行していたのだ。……
海底の密室で刺殺された研究員! 濡れた電話機、床一面に散った揚げ羽蝶は何を物語る? 傑作本格推理!
西村御大作品再び。
この作品は完全に見逃してました。
「島」シリーズでもあり、社会派ミステリ、
そして海洋開発がメインとなっています。
オタイネの子孫という老人や、死体の側にいたミヤマカラスアゲハ。
そうした島の風習や因習を散りばめつつ、
物語の主眼は海洋進出を巡る企業間の争いも描きます。
本作のメインはある種の密室トリックと、たった一つのアリバイトリック。
おそらく犯人であろうと思われる人物を読者は結構早い段階で
気付くと思います。
本書後半では、このアリバイトリックが最後の最後まで物語を
引っ張ります。
主人公の推理がこれでもかと外れるんですよねえ(苦笑
どんでん返しがあるか?とまで思いました。
海の作家の本領発揮でもある本作品。未読の方はぜひ。
makimakiさま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2015-07-02 00:07)
31さま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2015-07-06 23:28)