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一億二千万の殺意 [西村京太郎]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

内密に、やって貰いたい仕事がある―三上刑事部長に呼ばれた十津川は面くらった。
羽島国務大臣が何者かに脅迫されているという噂があるらしい。
羽島は内閣の提出した法改正案や総理の方針に反対するという失言を重ねていた。
羽島の故郷・鳥取へ極秘裏に向かった十津川が掴んだ意外な真実…!?
「十津川警部の孤独な捜査」をはじめ、文庫初収録作「母親」を含む傑作ミステリー集。

十津川警部の孤独な捜査、は刑事部長から内々に捜査を命じられるという、
シリーズの中では非常に珍しい作品です。
決して自分の身分を明かさず、まさに「孤独」な捜査を行う十津川。
トラベルミステリーとはまた違う十津川の一面や作品性が良いです。

「海辺の悲劇」は少年と義母との微妙な関係を描く作品。
十代の少年少女の物語は赤川次郎さんの真骨頂でもありますが、
西村御大も「危険な遊び」など、多く書かれています。

初収録となる「母親」も短いながら、読ませます。
御大の短編て、再録も多いですが、おそらくはまだ未収録短編とか
普通にありそうですねえ。

読書の秋を今年は目指したいなあ。


一億二千万の殺意 (徳間文庫)

一億二千万の殺意 (徳間文庫)

  • 作者: 西村京太郎
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2011/10/07
  • メディア: 文庫



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コースケ

31さま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2015-09-28 22:32) 

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