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隣り合わせの殺意 [西村京太郎]

マンションのゴミ置場でゴミ袋を漁っていた黒猫が、人間の指をくわえた。
目撃した久仁子は雑誌記者の夫に相談したが、半信半疑の様子。
そこで近くの病院に当たるが、指を切り落とした患者はいなかった。
410号室の若い男がこっそり飼っている猫ではないかというのだが…。
日常生活に潜む悪意を描いた「隣りの犯人」ほか傑作ミステリー集。
                        (Amazonさんの紹介ページから)

「隣りの犯人」以外は既発表の作品からの再録ですが、
私としては、「奇妙なラブ・レター」のみ既読で、他は全て初読。

「一千万円のアリバイ」がオススメ。
これは全く予想できませんでしたね。

これと類似の作品が「三億円の悪夢」。
ただし、こちらはなんとか主人公は助かりますが、
刑事が最後に言うセリフは怖い。というか、現実を示唆しているかのようです。

しかしこのタイトルは、いつ、どこで自らが事件に巻き込まれても
おかしくないという、警告のようなものですね。



隣り合わせの殺意 (徳間文庫)

隣り合わせの殺意 (徳間文庫)

  • 作者: 西村京太郎
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2011/09/02
  • メディア: 文庫



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コースケ

31さま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2015-10-13 21:38) 

コースケ

Ujiki.oOさま、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2015-10-13 21:40) 

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