月光の誘惑 [赤川次郎]
まずはAmazonさんの紹介ページから。
自ら命を絶つため、高校生の浅倉美紀は灯台に向かう。だが先に、
若い女性が崖の向こうへと消えてしまった。幼い子を残して…。
15年後、美紀は成長した涼子と母娘として暮らしていた。
しかし、涼子の修学旅行のバス事故を皮切りに、浅倉家に不穏な出来事が続く。
美紀の父の病、母の隠し事、妹の悲恋。そして涼子のピアノの発表会で、ついに―。
一気読み必至の疾風サスペンス!
解説の中山七里さんが仰っておりますが、
「一度本を開けばラストに到達するまでは巻を措くことのできない
リーダビリティだ」と。
その言葉に尽きます。
主人公の浅倉美紀とその娘・涼子。
涼子の出生の秘密に迫る物語だけかと思いきや、
彼女たちを取り巻く人たち、それぞれの物語も描かれます。
この各人たちの物語がまた素晴らしい。
そして、この各人たちの物語あればこそ、涼子や美紀の成長が
あるのではないでしょうか。
涼子は本当に強い女性で、赤川作品ならではですが、
この物語を読んでいく上で、彼女が16歳まで育ってきた
過程まで少々想像してました(苦笑
これまでは復刊された赤川作品を読んできましたが、
ノン・シリーズかつ新作は超久しぶり。
しかしこれだけ面白いのはもう読み逃せないので(笑
今後は新作もチェックしよう。
自ら命を絶つため、高校生の浅倉美紀は灯台に向かう。だが先に、
若い女性が崖の向こうへと消えてしまった。幼い子を残して…。
15年後、美紀は成長した涼子と母娘として暮らしていた。
しかし、涼子の修学旅行のバス事故を皮切りに、浅倉家に不穏な出来事が続く。
美紀の父の病、母の隠し事、妹の悲恋。そして涼子のピアノの発表会で、ついに―。
一気読み必至の疾風サスペンス!
解説の中山七里さんが仰っておりますが、
「一度本を開けばラストに到達するまでは巻を措くことのできない
リーダビリティだ」と。
その言葉に尽きます。
主人公の浅倉美紀とその娘・涼子。
涼子の出生の秘密に迫る物語だけかと思いきや、
彼女たちを取り巻く人たち、それぞれの物語も描かれます。
この各人たちの物語がまた素晴らしい。
そして、この各人たちの物語あればこそ、涼子や美紀の成長が
あるのではないでしょうか。
涼子は本当に強い女性で、赤川作品ならではですが、
この物語を読んでいく上で、彼女が16歳まで育ってきた
過程まで少々想像してました(苦笑
これまでは復刊された赤川作品を読んできましたが、
ノン・シリーズかつ新作は超久しぶり。
しかしこれだけ面白いのはもう読み逃せないので(笑
今後は新作もチェックしよう。
31さま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2016-08-17 21:47)