いつもが消えた日 お蔦さんの神楽坂日記 [西條奈加]
まずはAmazonさんの紹介ページから。
中学三年生の滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。
芸者時代の名前でお蔦さんと呼ばれる祖母は、粋で気が強く、ご近所衆から頼られる人気者だ。
後輩の有斗が望の幼なじみとともに滝本家へ遊びに訪れた夜、
息子ひとり残して有斗の家族は姿を消していた―。
神楽坂で起きた事件にお蔦さんが立ち上がる!粋と人情、
望が作る美味しい料理が堪能できるシリーズ第二弾。
シリーズ第二弾。
まず驚いたのが、長編だったこと。
前作同様、連作短編集と思ったのですが、これは予想外。
前作同様に楽しめるのは、望が作る様々な料理の数々。
学校行きながら、美術部入っていて、毎日よく作れるよなあ(笑
今回は楓との話はほとんど登場しません。
神楽坂という「街」の持つ、優しさを描いた作品ではないでしょうか。
ただそれも、お蔦さんのこれまでの経験がモノを言うからですねえ。
事件自体は殺人事件が起きる、これも「日常の謎」シリーズかと
思いきやの予想外をかましてくれますが、物語の本質は、
事件そのものよりも、上記述べた神楽坂の「街」がメインなのだと
やはり(個人的には)思いました。
その意味では、やはり神楽坂を舞台に、「日常の謎」が
本作で読んでみたいなあと思います。
中学三年生の滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。
芸者時代の名前でお蔦さんと呼ばれる祖母は、粋で気が強く、ご近所衆から頼られる人気者だ。
後輩の有斗が望の幼なじみとともに滝本家へ遊びに訪れた夜、
息子ひとり残して有斗の家族は姿を消していた―。
神楽坂で起きた事件にお蔦さんが立ち上がる!粋と人情、
望が作る美味しい料理が堪能できるシリーズ第二弾。
シリーズ第二弾。
まず驚いたのが、長編だったこと。
前作同様、連作短編集と思ったのですが、これは予想外。
前作同様に楽しめるのは、望が作る様々な料理の数々。
学校行きながら、美術部入っていて、毎日よく作れるよなあ(笑
今回は楓との話はほとんど登場しません。
神楽坂という「街」の持つ、優しさを描いた作品ではないでしょうか。
ただそれも、お蔦さんのこれまでの経験がモノを言うからですねえ。
事件自体は殺人事件が起きる、これも「日常の謎」シリーズかと
思いきやの予想外をかましてくれますが、物語の本質は、
事件そのものよりも、上記述べた神楽坂の「街」がメインなのだと
やはり(個人的には)思いました。
その意味では、やはり神楽坂を舞台に、「日常の謎」が
本作で読んでみたいなあと思います。
いつもが消えた日 (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫)
- 作者: 西條 奈加
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2016/08/20
- メディア: 文庫
31さま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2016-09-16 00:47)