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北の街物語 [内田康夫]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

「妖精の行方を探してください」――それは奇妙な依頼から始まった。

ひょんなことから訪れることになった風呂屋で、初対面の老人から声をかけられた浅見光彦。
忽然と消えた〝妖精〟の行方を探してほしいというのだ。
唯一の目撃証言を糸口に行方を探しはじめる光彦だったが、
〝妖精〟の作者から突然、「もう探さなくていい」との連絡を受ける。
同じ頃、荒川河川敷で殺人事件が発生し、光彦はその犯人捜しも依頼される。
一見、何の繋がりもない2つの依頼に、「3731」という数字の共通点を見つける光彦だったが、
ミステリアスな人間模様が絡み合い、事態はさらに錯綜していく――。

久しぶりの浅見光彦シリーズ。
本作は、浅見の自宅がある「北区」が舞台。

ちょっと驚いたのは小松美保子の名が登場したことです。
「赤い雲伝説殺人事件」のヒロインですが、本作は超初期の浅見シリーズ。
他にも色々とヒロインや過去の事件が登場し、
「最後の事件」が近いんだなあと、なんとなく感じました。

自作解説にあるように、本作では「殺人事件」は起こりません。
(正確には一応殺害される人物は居ますが)

本作愁眉は「3431」という数字の意味。
トリックというより、単なる車のナンバーかと思いきや・・・

しかし、いつの間にか浅見光彦の年齢を追い越してしまっているなあ。


北の街物語 (中公文庫)

北の街物語 (中公文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2016/08/19
  • メディア: 文庫



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