ぼくの「このミス」2020 [ミステリ]
滑り込みセーフということで、今年読んだ中でもオススメを。
東川篤哉『探偵さえいなければ』
やはり烏賊川市シリーズは面白い。東川先生のシリーズの中では随一。
タイトルも実は「いなければ」の意味が異なる短編を含んでいて、捻りも見事です。
櫻田智也『サーチライトと誘蛾灯』
泡坂妻夫路線という、誰にも真似できない作品・文体を見事に継承した作品。
「とぼけた会話」と何の脈絡もない描写を、一本の線に繋げていく(収斂させていく)
極めて高度な技術をもつ作者さんです。
次回作も本当に楽しみです。
有栖川有栖『インド倶楽部の謎』
ロジックと<詰め将棋>のような推理を堪能できる、もはや語るまでもない作品。
本作品の特徴は前世という、論理的証明のしようがないが、実は事件の核心を
突いているという意欲作ではないでしょうか。
小林泰三『クララ殺し』
前作『アリス殺し』を逆手に取った作品。
探偵役ではなく、ワトソン役が続投するという珍しいシリーズでもあり、
『ドロシィ殺し』『ティンカー・ベル殺し』の文庫化が望まれます。
一方で、小林泰三先生の訃報に接し、もう新たな作品を読むことが
できないことが残念でなりません。
ご冥福をお祈りします。
大阪圭吉『死の快走船』
「奇妙な味」多めな作品集ですが、表題作は見事に本格ミステリでもあり、
読んでない方は損してます。必読です。
来年も良いミステリに出会う事、新型コロナウイルスが終息することを祈りつつ。
皆様、良い年をお迎えください。
東川篤哉『探偵さえいなければ』
やはり烏賊川市シリーズは面白い。東川先生のシリーズの中では随一。
タイトルも実は「いなければ」の意味が異なる短編を含んでいて、捻りも見事です。
櫻田智也『サーチライトと誘蛾灯』
泡坂妻夫路線という、誰にも真似できない作品・文体を見事に継承した作品。
「とぼけた会話」と何の脈絡もない描写を、一本の線に繋げていく(収斂させていく)
極めて高度な技術をもつ作者さんです。
次回作も本当に楽しみです。
有栖川有栖『インド倶楽部の謎』
ロジックと<詰め将棋>のような推理を堪能できる、もはや語るまでもない作品。
本作品の特徴は前世という、論理的証明のしようがないが、実は事件の核心を
突いているという意欲作ではないでしょうか。
小林泰三『クララ殺し』
前作『アリス殺し』を逆手に取った作品。
探偵役ではなく、ワトソン役が続投するという珍しいシリーズでもあり、
『ドロシィ殺し』『ティンカー・ベル殺し』の文庫化が望まれます。
一方で、小林泰三先生の訃報に接し、もう新たな作品を読むことが
できないことが残念でなりません。
ご冥福をお祈りします。
大阪圭吉『死の快走船』
「奇妙な味」多めな作品集ですが、表題作は見事に本格ミステリでもあり、
読んでない方は損してます。必読です。
来年も良いミステリに出会う事、新型コロナウイルスが終息することを祈りつつ。
皆様、良い年をお迎えください。
コースケ さん
いつもありがとうございます。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
by 31 (2021-01-02 01:11)
サイトー様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2021-01-04 14:10)
鉄腕原子さま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2021-01-04 14:10)
@ミックさま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2021-01-04 14:11)
31様、nice!&コメント、ありがとうございます。
こちらこそいつもありがとうございます。
ブログ、いつも楽しく拝読させて頂いております。
本年もどうぞよろしくお願いします。
by コースケ (2021-01-04 14:11)
ネオ・アッキー様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2021-01-04 14:12)
まいきー様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2021-01-15 21:43)