たとえば風が [赤川次郎]
まずはAmazonさんの紹介ページから。
七十歳の八木原亮子は名家の未亡人。使用人を雇うに当たり、身許など調べない主義。
お手伝いにきた十九歳の山中千津は、丁寧な仕事ぶりから長男の秀、次女の圭子、
嫁の康代、孫の秀一郎からも信頼されるようになった。お金に苦労することも、
将来の心配もない八木原家だったが、千津が来てから一家の歯車が狂い出し、
徐々に彼らの裏の顔が見え始め――。家族の繋がりを問うミステリ。
ネタバレあり。
なんとも表現しがたいミステリ。
山中千津という存在が、これまでの八木原家を壊し、若干ではありますが、
今後の八木原家を立て直したとも言えるのではないでしょうか。
最後まで読むと、この企みや一味がわかり、大金持ちを罠に嵌めて大金をせしめる、
いわば詐欺グループに近いんですが、千津の発言から今まではそうだったけども、
今回は人殺しまでやるという所まで陥り、仲間割れが起きるのです。
しかし、千津が下さずとも、辻間と房子夫妻はハナから悪事に手を染めようとしましたから、
最後に亮子が述べるように、元々が危なっかしい状態だったのでしょう。
康代の自殺だけは結構ショックでした・・・なんとかならなかったのかと。
本書はこのタイトルが秀逸過ぎますね。よくこんなタイトルを思いつくよなあ。
七十歳の八木原亮子は名家の未亡人。使用人を雇うに当たり、身許など調べない主義。
お手伝いにきた十九歳の山中千津は、丁寧な仕事ぶりから長男の秀、次女の圭子、
嫁の康代、孫の秀一郎からも信頼されるようになった。お金に苦労することも、
将来の心配もない八木原家だったが、千津が来てから一家の歯車が狂い出し、
徐々に彼らの裏の顔が見え始め――。家族の繋がりを問うミステリ。
ネタバレあり。
なんとも表現しがたいミステリ。
山中千津という存在が、これまでの八木原家を壊し、若干ではありますが、
今後の八木原家を立て直したとも言えるのではないでしょうか。
最後まで読むと、この企みや一味がわかり、大金持ちを罠に嵌めて大金をせしめる、
いわば詐欺グループに近いんですが、千津の発言から今まではそうだったけども、
今回は人殺しまでやるという所まで陥り、仲間割れが起きるのです。
しかし、千津が下さずとも、辻間と房子夫妻はハナから悪事に手を染めようとしましたから、
最後に亮子が述べるように、元々が危なっかしい状態だったのでしょう。
康代の自殺だけは結構ショックでした・・・なんとかならなかったのかと。
本書はこのタイトルが秀逸過ぎますね。よくこんなタイトルを思いつくよなあ。
ユウさま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2021-09-18 23:47)
鉄腕原子様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2021-09-18 23:47)
xml_xslさま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2021-09-18 23:47)
@ミック様、nice!ありがとうございますm(_ _)m
by コースケ (2021-09-18 23:47)
むうぴょんこ様、nice!ありがとうございますm(_ _)m
by コースケ (2021-09-18 23:47)
ネオ・アッキー様、nice!ありがとうございますm(_ _)m
by コースケ (2021-09-18 23:48)
サイトー様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2021-09-18 23:48)
ゆーじあむ様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2021-10-03 18:43)