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いつもと違う日 [赤川次郎]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

「あの英秀治郎ですか?」
旅行社の風谷は信じられなかった。
誰もが知っている有名作家が、二十年ぶりに英国から帰国する。
本好きを理由にその世話役を任されたのだ。
風谷は英の大ファンである妻のためにサインをもらうが、
受け取った彼女の反応は予想と全く違っていた。
そして、風谷は同僚から英の本当の帰国理由を聞かされて――。(「私だけの巨匠」)
非日常が日常を覆す五篇のミステリー。

「本日は休校日」と「忘れものの季節」の2編が、ある意味両極端でオススメです。
前者は赤川ワールド全開の作品。
休校日に忘れもの(?)をして取りに行くハメになった(しかも友達のせいで!)河口彩子。
なぜなら、休校日にロッカー等の持ち物検査を教員がするからだ。
しかもその忘れ物は、友人のラブレター。勝手に自分のロッカーに入れられた(笑
ところがなんと学校で死体が!しかも殺人?!
まさに赤川ワールドです。
間一髪で助かった彩子ですが、助けてくれた森山先生の戻ってきた理由が秀逸過ぎますね。
いや犯罪だろうと(苦笑

後者は昨今相当な問題にもなっている、学校の規律や校則に関わる一編。
京子と夕香の関係や、生徒たちが一斉に走る姿は、明るい未来を想像させますが、
その両親や弟は、この校則を守るためとんでもない行動に出ていて、実に極端ですね・・・
子どもの方がよっぽどまともです。

「支払われた少女」は、一見すると非常に良いエンディングを迎え、心も温まる
結末なのですが、ストーカー的でもあるし、祖父はあまりに無謀な賭けをしてるよなあ。

最後の「私だけの巨匠」は、落ち着いた物語だけども、読ませる作品。
それでいて、素晴らしい作品です。

赤川作品は長編も短編も面白い。


いつもと違う日 (徳間文庫)

いつもと違う日 (徳間文庫)

  • 作者: 赤川次郎
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2022/12/08
  • メディア: 文庫






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コースケ

皆様、いつも御訪問&nice!ありがとうございます!
by コースケ (2023-01-14 18:34) 

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