手焼き煎餅の密室 [谷原秋桜子]
谷原秋桜子さんの著作を読むのは初めてです。
これも読書の秋特集ならでは(笑
さて本作はすでに創元推理文庫(初出は富士見ミステリー文庫)
から刊行されている<激アルバイター美波の事件簿>前日譚。
解説にて<美波の事件簿>レギュラーキャラクター
や背景などが詳しく説明されており、
また前日譚ということもあり、
本シリーズを未読な僕でも
フツーに楽しめました。
本作には5編(4+1編)の作品が収載されています。
最後の「そして、もう一人」はもう一人のレギュラー
キャラクターの為に書かれた書き下ろし。
かつ作中作のような体裁をとっています。
猫丸先輩の「日曜の夜は出たくない」
を思い出しました。
以下少しネタバレ。
収載作品オススメは「回る寿司」
激安回転寿司の謎が明らかになります(笑
それは冗談ですが、
しゃりを残す老人客、クレームをつける客
クビになった武熊さん・・・
水島老人の推理が冴えに冴えた一編といえます。
「熊の面、翁の面」は
母親がお面をしていた理由が漠然とでしか
描かれていませんが、真相はわかりません。
さてこの連作短編集を読んで、
本編<美波の事件簿>を読みたくなるのは
至極当然の流れかと(笑
本作では水島老人の推理に驚かされっぱなしの
藤代修矢が探偵役のようですが、
その成長ぶりもぜひとも拝見(拝読)したいものです。
これも読書の秋特集ならでは(笑
さて本作はすでに創元推理文庫(初出は富士見ミステリー文庫)
から刊行されている<激アルバイター美波の事件簿>前日譚。
解説にて<美波の事件簿>レギュラーキャラクター
や背景などが詳しく説明されており、
また前日譚ということもあり、
本シリーズを未読な僕でも
フツーに楽しめました。
本作には5編(4+1編)の作品が収載されています。
最後の「そして、もう一人」はもう一人のレギュラー
キャラクターの為に書かれた書き下ろし。
かつ作中作のような体裁をとっています。
猫丸先輩の「日曜の夜は出たくない」
を思い出しました。
以下少しネタバレ。
収載作品オススメは「回る寿司」
激安回転寿司の謎が明らかになります(笑
それは冗談ですが、
しゃりを残す老人客、クレームをつける客
クビになった武熊さん・・・
水島老人の推理が冴えに冴えた一編といえます。
「熊の面、翁の面」は
母親がお面をしていた理由が漠然とでしか
描かれていませんが、真相はわかりません。
さてこの連作短編集を読んで、
本編<美波の事件簿>を読みたくなるのは
至極当然の流れかと(笑
本作では水島老人の推理に驚かされっぱなしの
藤代修矢が探偵役のようですが、
その成長ぶりもぜひとも拝見(拝読)したいものです。
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