ふしぎな夢 [読書]
思いましたが、また最近再販された星先生の長編
「夢魔の標的」を・・・と思いましたが、
結局それを見合わせて・・・と(苦笑
本作は星先生の作品には(私見の限り)珍しく、
1つの作品に幕間?というのか、中タイトルが結構
入っている作品が多いです。
またN氏やO博士などはほとんど登場せずです。
どの作品も大きな謎や冒険活劇が描かれていますが、
明らかになる謎はどれも不思議なものばかり。
そして決して悲しい結末ではないところも良いです。
「夢魔の標的」、購入しようかな。
なりそこない王子 [読書]
早速購入。
本書は星さんの作品に見られる「N氏」や「O博士」など
アルファベットの登場人物が出てきません。
さらに「新しい政策」ではなかなかアダルトな内容で、
これまで私が読んできた作品では出会えなかったので、
とても新鮮でした。
オススメは「ミドンさん」と「そして、だれも・・・」
前者は「あなた、ミドンさんの事をご存じですか?」と尋ねられるある男。
そして男の前にはミドンさんの事を尋ねる人たちが続々と・・・
ミドンさんとは誰なのか?男が取った行動とその後がおもしろい。
後者は宇宙船の中で起きるそして誰もいなくなった。
ホラー的要素かと思いきや・・・いや実に合理的ですね。
やっぱり星先生は偉大だ。
戦後政治史 第三版 [読書]
以下はAmazonさんの紹介ページから
自民党から民主党へ――2009年9月、戦後政治史上初の本格的な政権交代が実現した。
だが、「政治主導」による事業仕分けなど大胆な政策転換への国民の期待が高まったものの、
沖縄・普天間基地、政治資金、消費税などでたちまち迷走、混迷が深まった。
衆参両院の全選挙結果も収めた定評ある通史に小泉政権とその退場後の激変を増補した最新版。
第二版も僕は持ってまして、去年第三版が出たので、こちらも購入しました。
詳細は解説を読んで頂くとわかりますが、本書はいわゆる「通史」です。
筆者の考え・意見などは極力省かれ、まさに政治史の教科書です。
そうした意味で、非常に本書は日本戦後政治を振り返る上で大変
貴重な、そして重要な本だと思います。
今年もすでに「政局」がありそうですよね・・・第四版が出る頃には、
果たしてどうなっているのか・・・
熱海の捜査官 オフィシャル本 [読書]
発売日当日、書店を探しましたが、無かったのですよね。
どうしてなのかよくわからないが、
もうこうなったら最強のAmazonにと。
そして昨日届きました。
オダギリさん、栗山さんのインタビュー記事は
とてもおもしろく拝読。
お二人も真相はやはりわかっていないのか?
まあこれを読んでも、
やっぱりわかりませんよねえ。
わかったのは星崎が警視で、北島が警視正ということくらい(笑
まあ広域というからには当然国家公務員だろうと
思いましたが、やっぱりな(笑
三木監督のインタビューにありますが、
憶測が憶測を呼ぶ・・・という表現。
この物語には真相はないのかもしれませんね。
まあちょっとちがいますが、「女か虎か?」などに
代表されるリドル・ストーリー的なものなのかなと思いました。
まあ「女か虎か?」は後年その後が別の作家さんにより
描かれますが、
この熱海の捜査官も、この真相を多くの方々が
描くことを、三木監督自身期待しているのかもしれません。
僕自身はこういう謎だらけで終わり、
解決篇がない物語はやっぱりもどかしいですけどね。
というよりも日本人は解決を求める気質があるのでは!?
(相当強引な解釈ですいません・笑)
しかしノベライズの方では真相がわかるのか(未練ありまくりです・笑)
金の言いまつがい [読書]
銀の言いまつがい [読書]
一億円もらったら [読書]
彼らは見知らぬ人に一億円をあげて、その人の人生がどう変わるのかを観察する。
一億円をもらうのはこれまた変わった人ばかり・・・果たして彼らの運命は?
僕もほしいです、一億円(笑
まあそれはおいといて、かなり奇抜な発想で、どのストーリーもよく練ってありおもしろいです。
大金を得たことで見えてくる人間の本性、そして葛藤・・・よく描かれています。
赤川さんの作品はシリーズものに目がいってしまいますが、
短編も良作が多いです。
おかしな先祖 [読書]
つめたいよるに [読書]
このミステリーがすごい!2008年版 [読書]
500円という安さと表紙が格好良かったので購入しました~
今年は警察小説が豊富だったようですねえ。
そっちは全く読まないので全然わかりません。
ランキングで上がっている中で気になるのは「インシテミル」「首無の如き祟るもの」の二作品。
前者は「春季限定~」などで文庫化もしていますが、どうも食わず嫌い。
しかし本作はかな~り気になってます。
後者はホラーとミステリの組み合わせということで「黒祠の島」が浮かびましたが、
シリーズ探偵も居るようで、なんか気になる(汗・ファンの方すいません)
「女王国の城」は15年ぶりの江神シリーズですが、江神シリーズ実のところ未読
です。有栖川さんのは火村シリーズのみなので、こちらも解説などを見ていたら読みたくなりました。
それにしても今年も終わりですねえ。
早く文庫化してほしいのがたくさんあります。
ミステリが読みたい! [読書]
日と米 [読書]
ごたごた気流 [読書]
強気な小心者ちゃん [読書]
日本妖怪大鑑 [読書]
地球から来た男 [読書]
以前に星新一さんの本は良く読む、でひとまとめにしてしまいましたが、
それじゃ全然ダメだろう、と思いました(笑
このたびまたまた改版が出ましたので、改めて。
オススメは「包み」と「あと50日」「来客たち」
最後のはおそらく自分が主人公の立場に居たら気が狂っているだろうな。
本当に何がなんだかわからなくなります。
真ん中は誰もが思っていた終わり方と思いきや、実は本当の不幸が待っていたという結末。
これはきついですね。
最初のはとてもおもしろいです。包みの中身が一体なんなのか?
それを悩みに悩み抜いたある画家の半生。
最後の最後でも中身は判明せず(笑
案外、自分が真剣に考えていても、他人にとっては実はたいしたことではないなんて
いうのは日常茶飯事なんでしょうねえ。
さくら横町 [読書]
爆笑問題の清き一票を田中に! [読書]
相変わらず時事問題をネタにするのはうまいです。
爆笑問題の真骨頂でもありますね。
太田さんが共著で書いている「憲法九条を世界遺産に」は全く読んでないのですが、
芸人として政治を風刺するってのが一番良い気がします。
まあ参議院選挙に出るのは勘弁してほしいですね(笑
爆笑問題の清き一票を田中に!―流行と事件のアーカイブ2006~2007
- 作者: 爆笑問題
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
「悩み」の正体 [読書]
香山さんの御著書は「ぷちナショナリズム症候群」を読んだことがあります。
あのメガネは伊達なのだろうかと、全くどうでもいい疑問をもったんですよね(笑
この本では精神科医でもある香山さんが様々な「悩み」に注目し、それがどのようなものなのか
分析していきます。
印象的だったのは、これまで「悩み」にならなかったことが、次々と「悩み」に昇格していると
いう指摘です。
この本に「これこれこういう状態なんですが、うつ病ではないでしょうか?」という相談者の方が
多く出てくるんですが、パニック障害である僕が読んでみても「?」
と思うことがしばしば。
「気分変調症」というのが出てきますが、僕もそうなのかなあ。
これ以外にも様々な分野で「悩み」に昇格してしまった事柄を分析されていますので
ご一読あれ。
ももこの21世紀日記 [読書]
本屋に行ったら発売していたので、購入しました。
さくらももこさんの本は結構好きで、よく買います。
「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」三部作。
「あのころ」「まる子だった」「ももこの話」三部作。
どちらも楽しめましたねえ。
特に「さるのこしかけ」は爆笑。めちゃめちゃ笑いました。
今はこのブログでも前に書きましたが、「ひとりずもう」「おんぶにだっこ」
の新三部作?が出てますね。
さて本書はケータイサイトで書かれているホントに日記です。
必ずといっていいほどゲームの話が出てくるなあ、と今日読んでて思いました。
さくらさんの日常が垣間見える楽しさもあります。
ところでちびまる子ちゃんがレギュラードラマ化するとかしないとか。
スペシャルのほうがクオリティーが保てそうですが、どうなることやら。
深夜特急 [読書]
みんなのスッキリ!-50,000hit記念- [読書]
第三次新書大戦 [読書]
mixi記事転載+α(笑
幻冬舎新書が先頃創刊されました。
新書の最初は岩波新書だそうで、1938年創刊らしいです。
「書下ろしを中心として、「現代人の現代的教養を目的」」
というのが新書創刊の目的だとか。
本離れというのが言われてもう何年も経ています。
しかし、実際に本を読まなくなった人もいれば、
買わなくなった、という人もいるんでしょうねえ。
たとえば「週間アスキー」連載の小説は「e-novel」
だったかな、そんな形でネットで閲覧可能ですし、
あるいは電子書籍なんてものも登場しています。
ようは本が売れなくなっただけで、本離れという語句には
本を購入する人が減ったという意味合いのほうが強い
気がします。
その一方で、各出版社が新書をここ数年で次々と
創刊していくのはなぜなのか?
僕なんかは岩波、中公、講談社、ちくまくらいしかイメージ
なかったですけど、
最近では光文社、新潮社、平凡社、文春、宝島、祥伝社、朝日、そして幻冬舎、
個人的な考察としては、単行本と呼ばれる大きな書籍
は値段の関係や難しい書籍が多い、あるいは例の本離れであまり売れない。
文庫は出回るが、利益率が低い。
なので、その中間でもないけれど、肩肘張って読むほど
難しいモノはそれほどなく、値段も大きさも手頃。
「バカの壁」や「さおだけ屋~」に代表されるように
大ヒットを飛ばすモノもある。
だから次々と出版社が飛びつくのではないだろうか、なんて。
岩波だけでも、岩波新書、アクティブ新書、ジュニア新書と三種類。
講談社も現代新書、+α新書ほか二種類。
中公に至っては四種類も出ています。
まあ、この辺りは内容分類になるのかもしれませんけど、
やっぱり多いですよねえ。
毎月毎月コンスタントに発売されてますから、相当な数が出回っているはずです。
まあ様々な本が出ることは歓迎すべき事だと思いますけど、
各社がベストセラーを競って競争する事が果たして出版業界にいいことなのか
どうか。
売れればいいと言うモノではなくて、しっかりとした専門書だって
必要なはずですからねえ。
まあ、そうした専門書を出すために新書で儲けているのかな(笑
おんぶにだっこ [読書]
さくらももこさんのエッセイ。新シリーズ第二弾です。
今回のはあとがきにもありますが、
今までのエッセイの爆笑ものとかではないです。
さくらさんの幼少期の頃のお話です。
なんか妙に共感できる話がありました。
嘘をついたり、嫌いな友達がいたりと・・・
さすがに星は欲しがりませんでしたが(笑
あとは父ヒロシに兄弟がいて、幼少期は一緒に住んでいて、
その方のエピソードは驚きました。
ずっと親子と祖父祖母だけの生活だと思っていたので。
父ヒロシも母も今までのエッセイとはイメージが違います。
もちろん、いい意味で。
さて、ちびまる子のドラマ第二弾がありましたねえ。
個人的にはたまちゃんのお父さん役の八嶋さん。
はまじのお母さん役の柴田さん。
この二人は見事な配役!
しかしここまでアニメのキャラを意識して配役を
考えているのは立派です。
各キャラそれぞれ見せ場があり、永沢くんと藤木くんのやりとり
は笑いました。藤木くんの宝物が「ひきょうについて考える」という
レポートとは・・・(笑
小杉は単に太っていただけでしたが。
第三弾はあるのかなあ。
爆笑問題の戦争論-日本史原論 [読書]
最近、文化人的な番組が多く、ちょっと残念な気がしている
のですが、この「日本史原論」シリーズないし「日本原論」シリーズ
はいつも買ってます。
今回は戦争論、日清から第二次世界大戦(日中戦争・太平洋戦争)
までをネタにしています。
堅い問題を漫才でおもしろおかしくしてしまい、やんわり説明して
しまうのは爆笑問題さんの18番みたいなもんですから、
いつも笑ってしまうのです。
ただ、最近「偽装狂時代」もそうでしたが、太田さんなりの強く今の日本社会への懸念みたいなのが述べられているような気がしますねえ・・・
最近は特に強く出ているんじゃないかなあ・・・
よく出てくる若人あきらさんのネタはおもしろいですけどね(笑
妖怪にあこがれるオトコ [読書]
つい最近、妖怪に似ている人大会?だかなんだかありました。
別にそんなのは興味はないんですが、
妖怪系の本をよく買うんですよねえ。
あれって、なんか暇つぶしにもいいし、へえ、こんなの
いるのか、みたいな新たな発見(笑)もあっておもしろいんですよね。
何冊も見ているうちに、妖怪なのか、神なのか、お化けなのか、憑き物なのか、区別がつかない奴はわんさかいることに気づきました。
別に夏だから読んでいるわけではないんです。
季節関係なく見てます。
妖怪大戦争は見ませんでしたが(汗
なんでなのか、自分でもわからずですが、ついつい買うのです。
いいまつがい/オトナ語の謎 [読書]
糸井重里さんのHP、「ほぼ日刊イトイ新聞」編集で出ている文庫本。
どちらもおもしろいですが、特におすすめは「いいまつがい」
様々な言い間違いをジャンル?(笑)ごとにまとめてあります。
ただ、これは電車の中とかで読まない方がいいです。
笑います、絶対(笑
家で読んでください。
一つ紹介しておきます。
ある学校の卒業式で先生が入ってきた生徒に対して、「着陸!」と
叫んで座らせたそうです・・・
さすがに場が場なだけに笑いをこらえるのが必死だったようですが(笑
まあこういう「いいまつがい」がたくさん載ってます。
おもしろいのでぜひぜひ読んでみてください!