シャーロック・ホームズの蒐集 [シャーロック・ホームズ]
まずはAmazonさんの紹介ページから。
1927年、アーサー・コナン・ドイルによる最後のシャーロック・ホームズ活躍譚「ショスコム・オールド・プレース」が《ストランド・マガジン》に掲載されて以降も、この不滅の人気を誇る名探偵の贋作は、数多くの作家によって描かれてきた。本書はそれらに連なる最新の傑作である。大英帝国を縦横無尽に駆け巡るホームズと相棒ワトスン博士の〈語られざる事件〉を、世界有数のホームズ・ファンが愛と敬意を込めて作品化した、最高水準のパスティーシュ。六編を収める。
日本屈指のシャーロキアンである北原さん執筆によるホームズパスティーシュがついに登場!
各編の最後に、どの「語られざる事件」なのか記述してあるのが、かっこいい。
オススメは「結ばれた黄色いスカーフの事件」と「ノーフォークの人狼卿の事件」
前者は依頼人には辛い思いをさせましたが、ホームズの解決が実に鮮やか。
そして「オレンジの種五つ」を彷彿とさせる謎めいた犯人からの脅迫も不気味です。
ホラーテイストの強さでは後者。
「バスカヴィル家の犬」や「這う男」を彷彿とさせる不気味さと奇妙な謎から、
ホームズがいかに合理的に謎を解いていくのかが楽しめる一編。
ある種の「らしさ」を感じるのは「詮索好きな老婦人の事件」
ホームズ&ワトソンではなく、老婦人ことホスキンズ夫人の活躍が一番の見せ場。
それにしても、聖典にほんの少ししか出てこない記述から、
いかに物語を膨らませるか、作り込んでいくかを考えると、
北原さん始め、多くのホームズパスティーシュを書かれた作家さんの苦労は
並大抵ではないでしょう。ホームズらしさを失わず、それでいてオリジナリティを
求められるのは、相当の技量が無いとまず書けません。
語られざる事件はまだまだたくさんあります。
北原さんにはぜひそれらの事件も書いてほしいですね。
1927年、アーサー・コナン・ドイルによる最後のシャーロック・ホームズ活躍譚「ショスコム・オールド・プレース」が《ストランド・マガジン》に掲載されて以降も、この不滅の人気を誇る名探偵の贋作は、数多くの作家によって描かれてきた。本書はそれらに連なる最新の傑作である。大英帝国を縦横無尽に駆け巡るホームズと相棒ワトスン博士の〈語られざる事件〉を、世界有数のホームズ・ファンが愛と敬意を込めて作品化した、最高水準のパスティーシュ。六編を収める。
日本屈指のシャーロキアンである北原さん執筆によるホームズパスティーシュがついに登場!
各編の最後に、どの「語られざる事件」なのか記述してあるのが、かっこいい。
オススメは「結ばれた黄色いスカーフの事件」と「ノーフォークの人狼卿の事件」
前者は依頼人には辛い思いをさせましたが、ホームズの解決が実に鮮やか。
そして「オレンジの種五つ」を彷彿とさせる謎めいた犯人からの脅迫も不気味です。
ホラーテイストの強さでは後者。
「バスカヴィル家の犬」や「這う男」を彷彿とさせる不気味さと奇妙な謎から、
ホームズがいかに合理的に謎を解いていくのかが楽しめる一編。
ある種の「らしさ」を感じるのは「詮索好きな老婦人の事件」
ホームズ&ワトソンではなく、老婦人ことホスキンズ夫人の活躍が一番の見せ場。
それにしても、聖典にほんの少ししか出てこない記述から、
いかに物語を膨らませるか、作り込んでいくかを考えると、
北原さん始め、多くのホームズパスティーシュを書かれた作家さんの苦労は
並大抵ではないでしょう。ホームズらしさを失わず、それでいてオリジナリティを
求められるのは、相当の技量が無いとまず書けません。
語られざる事件はまだまだたくさんあります。
北原さんにはぜひそれらの事件も書いてほしいですね。
はじドラ様、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2018-06-04 21:36)
middrinnさま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2018-06-04 21:37)
31様、nice!ありがとうございますm(_ _)m
by コースケ (2018-06-04 21:38)
@ミックさま、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2018-06-04 21:38)
鉄腕原子さま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2018-06-04 21:39)
ありさ様、nice!ありがとうございますm(_ _)m
by コースケ (2018-06-06 20:51)
ネオ・アッキー様、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2018-06-09 02:31)
yamさま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2018-06-13 00:37)
コースケさん、こちらでもこんばんは(*・ω・)ノ
「語られざる事件」のホームズ・パスティーシュが大好きな私は、文庫化されてからこれを読みました。
これを日本人だけで楽しむのは、なんだかもったいないですね。(誰か英国に逆輸入…)
by ゆーじあむ (2018-08-28 23:40)
ゆーじあむ様、nice!&コメントありがとうございます。
日本屈指のシャーロキアンの北原作品ならば、
逆輸入しても、充分にあちらでも楽しんでもらえると
確信してます。
しかし、海外作家さんが多く書かれるパスティーシュは、
日本では単行本として出れば御の字で、中々文庫化まで
見込めないのが残念です。
by コースケ (2018-08-29 23:32)