福家警部補の挨拶 [大倉崇裕]
新年明けましておめでとうございます。
本年も続けていけたらお願いします(笑
新年の一発目はやはりミステリからということで。
「相棒」とも迷いましたが、やはりこちら。
今日ドラマで原作より先駈けて観てしました~まだ原作は読んでないのです(所持してます)
本作は刑事コロンボや古畑任三郎に続く倒叙ミステリ。
犯人が最初にわかり、それを探偵役が追いつめていく、その解決の流れを我々は楽しむわけです。
刑事コロンボはもう日本では知らない人がいないと言っていいほど浸透していますよねえ。
NHKでは全話をノーカット放送するようなので、ぜひぜひ!
僕のお薦めは・・・
う~ん、悩みますね。「別れのワイン」とか言いそうですが、
「5時30分の目撃者」と「13秒の罠」の2作をあえて挙げます。
どちらもたぶん小説で読んだんですけど、なかなか見事なのですよ。
前者は映像化もされてますが、犯人に有無を言わさずの証拠をつけつけるところが見事。
犯人しか知り得ない情報をしゃべらされてしまうわけですねえ。
古畑任三郎も知らない方はいないかなあ。
ドラマの作りもそうですが、相棒(?)である今泉刑事とのやりとりも見応えあります(笑
オススメ・・・悩みますねえ。
いわゆる倒叙ミステリとしては弱いかもしれませんが「しゃべりすぎた男」かなあ。
古畑が突きつけた証拠はちょっと弱い。犯人しか知り得ないとしてもごまかしがきくのではないかと思います。
ただこれは小説とは違い、映像だからこその魅力でしょうが、
あの法廷での対決シーンは圧巻です。
「ネコがいる家に花瓶は普通ありません」とかってフツーに言ってますが、
反論出来ますよねえ(笑
しかしそこを反論させない古畑警部補の見事なまでの犯人への追及。
倒叙としては弱いですが、テレビとしては傑作です。
後一つは、刑事・野呂盆六
TBSで以前ドラマ化していましたが、近年テレビ朝日で復活してます。
主演はどちらも橋爪功さんという局の違いの垣根を越えた作品です。
これは2時間ドラマなんですが、出来は十分です。プロットなどもよく練っていて見応えあります。
また今月あるようなので楽しみです。
さてさて福家警部補ですが、創元推理から出ている短編集の中の一編「オッサムの剃刀」
これも上記述べたように犯人しか知り得ない情報を使って最後は追いつめました。
タバコとメガネが盗まれた事を指摘したのはビビった(笑)いや、あれはすごい推理だ。
ドラマ全般でいうとコメディタッチで描かれていて(小松政夫さんが電線音頭とか・笑)
それはそれで楽しめたのですが、内容も十分に楽しめました。
永作博美さんの演技、素晴らしかった。
各登場人物がどれもくせ者でしたねえ。
しかし倒叙ミステリの探偵役はどこかおかしな人というのがお決まりなんでしょうかね。
コロンボ、古畑、福家とみ~んな変わってるしなあ。
犯人を油断させるためにわざとバカなふりをしている、稚拙であることを全面にだし、有名な学者や
名前の知られた人物が犯した犯罪を解いていく。そこにもまた見応えがあるのでしょうか。
再ドラマ化、期待したいですね。
しかしNHKは正月に良質なミステリドラマを放送してくれてありがたいものです。
昨年の「赤富士鷹」に引き続きですからねえ。
ポワロの新作待ってます。
本年も続けていけたらお願いします(笑
新年の一発目はやはりミステリからということで。
「相棒」とも迷いましたが、やはりこちら。
今日ドラマで原作より先駈けて観てしました~まだ原作は読んでないのです(所持してます)
本作は刑事コロンボや古畑任三郎に続く倒叙ミステリ。
犯人が最初にわかり、それを探偵役が追いつめていく、その解決の流れを我々は楽しむわけです。
刑事コロンボはもう日本では知らない人がいないと言っていいほど浸透していますよねえ。
NHKでは全話をノーカット放送するようなので、ぜひぜひ!
僕のお薦めは・・・
う~ん、悩みますね。「別れのワイン」とか言いそうですが、
「5時30分の目撃者」と「13秒の罠」の2作をあえて挙げます。
どちらもたぶん小説で読んだんですけど、なかなか見事なのですよ。
前者は映像化もされてますが、犯人に有無を言わさずの証拠をつけつけるところが見事。
犯人しか知り得ない情報をしゃべらされてしまうわけですねえ。
古畑任三郎も知らない方はいないかなあ。
ドラマの作りもそうですが、相棒(?)である今泉刑事とのやりとりも見応えあります(笑
オススメ・・・悩みますねえ。
いわゆる倒叙ミステリとしては弱いかもしれませんが「しゃべりすぎた男」かなあ。
古畑が突きつけた証拠はちょっと弱い。犯人しか知り得ないとしてもごまかしがきくのではないかと思います。
ただこれは小説とは違い、映像だからこその魅力でしょうが、
あの法廷での対決シーンは圧巻です。
「ネコがいる家に花瓶は普通ありません」とかってフツーに言ってますが、
反論出来ますよねえ(笑
しかしそこを反論させない古畑警部補の見事なまでの犯人への追及。
倒叙としては弱いですが、テレビとしては傑作です。
後一つは、刑事・野呂盆六
TBSで以前ドラマ化していましたが、近年テレビ朝日で復活してます。
主演はどちらも橋爪功さんという局の違いの垣根を越えた作品です。
これは2時間ドラマなんですが、出来は十分です。プロットなどもよく練っていて見応えあります。
また今月あるようなので楽しみです。
さてさて福家警部補ですが、創元推理から出ている短編集の中の一編「オッサムの剃刀」
これも上記述べたように犯人しか知り得ない情報を使って最後は追いつめました。
タバコとメガネが盗まれた事を指摘したのはビビった(笑)いや、あれはすごい推理だ。
ドラマ全般でいうとコメディタッチで描かれていて(小松政夫さんが電線音頭とか・笑)
それはそれで楽しめたのですが、内容も十分に楽しめました。
永作博美さんの演技、素晴らしかった。
各登場人物がどれもくせ者でしたねえ。
しかし倒叙ミステリの探偵役はどこかおかしな人というのがお決まりなんでしょうかね。
コロンボ、古畑、福家とみ~んな変わってるしなあ。
犯人を油断させるためにわざとバカなふりをしている、稚拙であることを全面にだし、有名な学者や
名前の知られた人物が犯した犯罪を解いていく。そこにもまた見応えがあるのでしょうか。
再ドラマ化、期待したいですね。
しかしNHKは正月に良質なミステリドラマを放送してくれてありがたいものです。
昨年の「赤富士鷹」に引き続きですからねえ。
ポワロの新作待ってます。
コメント 0