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ぼくの「このミス」2010 [ミステリ]

恒例の今年読んだオススメ作品。
順不同です。

霧舎巧「新本格もどき」
とにかく「もどく」のがおもしろいです。新本格好きなら
間違いなく楽しめる作品。


新本格もどき (光文社文庫)

新本格もどき (光文社文庫)

  • 作者: 霧舎 巧
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2010/02/09
  • メディア: 文庫



有栖川有栖「乱鴉の島」
火村シリーズ久々の長編にして、舞台は絶海の孤島。
電話を壊した理由が秀逸。
そしてまさに理詰めな火村の推理。
楽しめました。


乱鴉の島 (新潮文庫)

乱鴉の島 (新潮文庫)

  • 作者: 有栖川 有栖
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/01/28
  • メディア: 文庫



泡坂妻夫「妖女のねむり」
SF的な始まり方から、一気に本格の世界へとなだれ込む作品。
その種明かしがまた素晴らしい作品。


妖女のねむり (創元推理文庫)

妖女のねむり (創元推理文庫)

  • 作者: 泡坂 妻夫
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2010/06/10
  • メディア: 文庫



米澤穂信「遠まわりする雛」
古典部シリーズの連作短編集。
もはやあえて言うまでもないですが、「ふたりの距離の概算」が早く読みたいです。


遠まわりする雛 (角川文庫)

遠まわりする雛 (角川文庫)

  • 作者: 米澤 穂信
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/07/24
  • メディア: 文庫



今邑彩「金雀枝荘の殺人」
ホワイダニット、なぜ殺人を犯したのか?に重点を置いた
作品だと思います。
文庫の再販もしてもらいたいです。


金雀枝荘の殺人 綾辻・有栖川 復刊セレクション (講談社ノベルス)

金雀枝荘の殺人 綾辻・有栖川 復刊セレクション (講談社ノベルス)

  • 作者: 今邑 彩
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/11/07
  • メディア: 新書



島田荘司「UFO大通り」
「あの頃の」御手洗・石岡コンビが読めたことが最大の要因(苦笑
不可思議な謎、それに挑む御手洗。
このワクワク感は不変ですね。


UFO大通り (講談社文庫)

UFO大通り (講談社文庫)

  • 作者: 島田 荘司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/10/15
  • メディア: 文庫



むろん他にもありますが、まあこの辺で。
明日の更新はたぶんないと思いますので(笑
みなさんよいお年をお迎え下さい。


このミステリーがすごい! 2011年版

このミステリーがすごい! 2011年版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2010/12/10
  • メディア: 単行本



2011本格ミステリ・ベスト10

2011本格ミステリ・ベスト10

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2010/12/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ミステリが読みたい! 2011年版

ミステリが読みたい! 2011年版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/11
  • メディア: 単行本



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