人影花 [今邑彩]
今邑彩さんがこれまで書かれてきた
未収録短編を集めた一冊。
「鳥の巣」と「いつまで」はミステリというよりホラー小説。
筆者は「卍の殺人」がデビュー作かつ鮎川哲也賞という
新本格の旗手の一人ですが、ホラーも得意としてましたね。
表題作「人影花」は殺人は起きないものの、
現実でもあり得る話です。
表面上幸せに見えているが、実は各人それぞれ嘘をついているという。
「私に似た人」はタイトルからロアルド・ダールの「あなたに似た人」を
思い出しましたが、間違い電話から始まった物語が最後いったい
どういう結末で終わるのか、ラストの締め方は、
後の「神の目」「疵」にも繋がります。
今邑彩作品、まだまだ未読はあるので、
また読んでみようと思います。
未収録短編を集めた一冊。
「鳥の巣」と「いつまで」はミステリというよりホラー小説。
筆者は「卍の殺人」がデビュー作かつ鮎川哲也賞という
新本格の旗手の一人ですが、ホラーも得意としてましたね。
表題作「人影花」は殺人は起きないものの、
現実でもあり得る話です。
表面上幸せに見えているが、実は各人それぞれ嘘をついているという。
「私に似た人」はタイトルからロアルド・ダールの「あなたに似た人」を
思い出しましたが、間違い電話から始まった物語が最後いったい
どういう結末で終わるのか、ラストの締め方は、
後の「神の目」「疵」にも繋がります。
今邑彩作品、まだまだ未読はあるので、
また読んでみようと思います。
31さま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2014-11-02 18:31)
makimakiさま、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2014-11-02 18:32)
ネオ・アッキー様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2014-11-07 22:54)