帰ってきた腕貫探偵 [西澤保彦]
まずはAmazonさんの紹介ページから。
街角に突如現れる「櫃洗市一般苦情係」の職員、通称・腕貫探偵。
その日彼のもとにやって来たのは一週間ほど前に亡くなったという女性の霊。
彼女はベストセラー作家・越沼霞巳と名乗るが、その作家は50年前に亡くなっているはずだ。
ならば50年前に死んだのは、いったい誰だったのか―?大人気・腕貫探偵シリーズ最新刊、
待望の文庫化。
以下、ややネタバレ。
お帰りなさい、腕貫さん。
余りにも久しぶりですが、腕貫さんの風貌はしっかり覚えてましたが、
レギュラーキャラクターは氷見刑事以外忘れていました(笑
住吉ユリエ、どんなキャラだったっけという感じで、大変失礼しました。
「指輪もの騙り」のみ、ユリエの名推理が光り、腕貫さんは登場しません。
ただ、この事件もかなり複雑で、「なぜわざわざ指輪を取りに戻ったのか?」という
謎から、加害者(犯人)・被害者・共犯者、これらが違う意味で入り乱れており、
快作です。
私の一番のオススメは「氷結のメロディ」。
事件そのものは、実のところそこまで複雑ではありません。
しかし、鳥遊葵の語る話からは不可思議で、恐ろしく、一体この謎を
腕貫さんはどう合理的な説明を付けるのか、その謎解きが素晴らしいのです。
改めて、このシリーズの面白さを再認識しました。
「追憶」はなんと幽霊からの相談を受けるという設定ですが、
この幽霊という設定が、事件の謎を解く大きな鍵となっていて、
単なる幽霊の登場や、死者からも相談を受ける腕貫という、最初の驚きを
与えるだけでないところがおおきなポイント。
すでに次巻も刊行されているようで、こちらも文庫化が楽しみです。
街角に突如現れる「櫃洗市一般苦情係」の職員、通称・腕貫探偵。
その日彼のもとにやって来たのは一週間ほど前に亡くなったという女性の霊。
彼女はベストセラー作家・越沼霞巳と名乗るが、その作家は50年前に亡くなっているはずだ。
ならば50年前に死んだのは、いったい誰だったのか―?大人気・腕貫探偵シリーズ最新刊、
待望の文庫化。
以下、ややネタバレ。
お帰りなさい、腕貫さん。
余りにも久しぶりですが、腕貫さんの風貌はしっかり覚えてましたが、
レギュラーキャラクターは氷見刑事以外忘れていました(笑
住吉ユリエ、どんなキャラだったっけという感じで、大変失礼しました。
「指輪もの騙り」のみ、ユリエの名推理が光り、腕貫さんは登場しません。
ただ、この事件もかなり複雑で、「なぜわざわざ指輪を取りに戻ったのか?」という
謎から、加害者(犯人)・被害者・共犯者、これらが違う意味で入り乱れており、
快作です。
私の一番のオススメは「氷結のメロディ」。
事件そのものは、実のところそこまで複雑ではありません。
しかし、鳥遊葵の語る話からは不可思議で、恐ろしく、一体この謎を
腕貫さんはどう合理的な説明を付けるのか、その謎解きが素晴らしいのです。
改めて、このシリーズの面白さを再認識しました。
「追憶」はなんと幽霊からの相談を受けるという設定ですが、
この幽霊という設定が、事件の謎を解く大きな鍵となっていて、
単なる幽霊の登場や、死者からも相談を受ける腕貫という、最初の驚きを
与えるだけでないところがおおきなポイント。
すでに次巻も刊行されているようで、こちらも文庫化が楽しみです。
@ミックさま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2019-12-30 02:29)
鉄腕原子さま、nice!ありがとうございますm(_ _)m
by コースケ (2019-12-30 02:30)
31様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2019-12-30 02:31)
むうぴょんこ様、nice!ありがとうございますm(_ _)m
by コースケ (2019-12-30 02:31)