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超・殺人事件/作家小説 [東野圭吾]

この二つ、似ているので二冊同時で。
前者は東野圭吾さんのミステリ。
推理作家協会除名覚悟!なんて帯が目にとまるのではないかと。
おすすめは「超犯人当て小説殺人事件」と「超予告小説殺人事件」
どちらもこの本の中でミステリ色が非常に色濃く出ています。
前者はゴーストライターも絡んでくるお話。
読まれた方は犯人わかりましたかねえ?僕はだめでした・・・
しかし、作家が「書いた」小説の犯人がわからないってのは
おもしろいですね。
後者は尤もミステリーでしょうか。
最後衝撃的、とでもいいましょうか我々にはわかりますが、
いやはや本当にこういうことが起こったら恐ろしいです。

「超税金対策殺人事件」はめちゃくちゃおもしろいです。
しかし実際、どういう風にやってるんでしょうかねえ。

さて後者、これは有栖川有栖さんのもの
超予告殺人事件と類似していますが、さらに怖いのが「殺しにくるもの」
「サイン会の憂鬱」や「書く機械」なんかは本当にあるんじゃないか?
なんて思ったり(笑)
有栖川さんのほうがミステリ色は薄いですが、
作家の現実を奇妙にユーモラスに書いています。
東野さんのはミステリ作家の苦悩をそのまま書いた感じですね。
確かに最近、やたらにながーい小説もあったりなかったり・・・
どちらもおすすめです。


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コースケ

lionさん
niceありがとうございます。
by コースケ (2006-07-24 05:28) 

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