有栖川さんの作品で初めて読んだのがこれでした。
たいていの方は講談社文庫の「国名」シリーズから入ったり、
創元推理文庫の江神シリーズから、な気がしますが、
僕は異色でした(笑
タイトルはもうあれからとってるというのはバレバレですね。
この事件、火村のゼミの学生から事件の解決を頼まれるという
シリーズにおいてはちょっと珍しいパターン。
なにせ依頼者の貴島朱美はそのために火村ゼミに入ったというの
ですからすごい執念です。
相変わらず犯人と火村との最後の対決は見物です。
再び再読してみます(笑
朱色の研究
- 作者: 有栖川 有栖
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2000/08
- メディア: 文庫
2007-01-22 03:19
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こんにちは!朱色の研究!奇遇ですね、私もこれ最初に読みました!
有栖川が最後にいう、「火星では夕陽は青いそうですよ」(でしたっけ?)という台詞が大好きです。トリックというより、雰囲気が好きな作品が有栖川作品が多いですね。
by あかり (2007-01-22 17:12)
aliceさん
雰囲気は確かにありますねえ。
この「朱色の研究」はまさに「朱」色が
テーマになっていて、aliceさんの言われた
そのセリフで幕を閉じる・・・
個人的には「スイス時計の謎」の最後のセリフ、
「これからも書いていける、ありがとう、と」
というのが気に入ってます。
これ、事件そのものには関係ないエピソードが
入っているのですが、それがうまく物語と
関係していて、よかったです。
by コースケ (2007-01-22 17:51)