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新弁護士ペリー・メイスン [ミステリ]

日本でも裁判員制度が始まり、
民間人が裁判員として、判事らとともに判決を下す
ことになりました。
裁判を身近に、というのが一つの目的だと思いますが、
一種のショー、裁判が見せ物などという批判も出たり、
高裁以降では参加しないなど、疑問点もあるわけですが、
まあ始まったばかりの制度ですから、
じっくり見守る必要があるでしょうね。
個人的にはテレビ報道すごかったなあ。
あそこまでするか?

さてアメリカでは陪審員裁判はフツーに行われて
いますが、その中では、敏腕・辣腕弁護士と検事のやりとり。
弁護士がどんな手法を使って被告を無罪とするか、
そういった点も見所の一つです。
E・S・ガードナーが生み出した弁護士ペリー・メイスンも
そうした敏腕弁護士の1人。

主役はレイモンド・バー。
かつて1957年から1966年までテレビで人気を博しましたが、
その後1985年から再びドラマ化されました。
この新シリーズの方が、NHKで放送されていた時期があり、
僕もよく観ていました。

メイスンを頼ってくる依頼人はその大半が苦境に立たされ、
さらにはメイスンや探偵のポールなどにも危機がたびたび
訪れます。
なんといっても本作の魅力は緊張感のある法廷シーン。
次々と新証拠を提示し、法廷の場で真犯人を指摘する
メイスンは圧巻です。

レイモンド・バーが死去したことにより、
彼主演の作品はもう観られなくなってしまいましたが、
過去の作品などぜひともDVD化してもらいたいものです。



ペリー・メイスン「叫ぶツバメ事件」 (世界の名探偵 7)

ペリー・メイスン「叫ぶツバメ事件」 (世界の名探偵 7)

  • 作者: E.S. ガードナー
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 2001/03/10
  • メディア: 単行本



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