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名探偵ポワロ「第三の女」 [ミステリ]

新作ポワロも3日目。
本作では、ポワロの元を一人の女性が訪れます。
彼女は「自分は人を殺してしまったかもしれない」と。
その後彼女から詳しい事を聞き出すことはできず、
彼女が紹介をうけたと漏らしたオリヴァ夫人の元へ。
そしてポワロは彼女の謎めいた言葉の意味を調査することに・・・

オリヴァ夫人、再び登場。
勝手に動き回り、頭を殴られました(苦笑
そして化石と呼ばれるポワロがちょっと寂しい(笑

犯人が仕掛けた心理トリック、これは見事。
じわじわと追い込む方法としてよく考えられている
と思いました。

乳母を殺したのは彼女なのか?
そして彼女の周囲の怪しい人たち・・・
ポワロは冷静に彼らと接し、事件の謎を紐解いていきます。

いつも思うのですが、ポワロは何気ない人の動作を
本当によく観察してますねえ。
今回もノーマの父親の会社でのとある出来事。
彼女の家庭教師をしていた先生が設立した学園。
何気ない描写に実は事件を解く鍵が潜んでいるのです。
それを最後にさらりといってのける彼の灰色の脳細胞は
まだまだ衰えてない。

ラストシーン。
このエルキュール・ポワロでも解けない、それが愛。




第三の女 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

第三の女 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 作者: アガサ・クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2004/08/18
  • メディア: 文庫



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コースケ

Yuseum様、nice!ありがとうざいます!
by コースケ (2010-09-21 00:41) 

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