ダイイング・アイ [東野圭吾]
考えてみると、前回の「あの頃の誰か」
を読んだ時に書けば良かったです。
光文社文庫の東野さん作品を読むのは非常に久しぶりでした。
光文社の東野さんといえば、初期作品が多く文庫化されてますし、
「白馬山荘殺人事件」や「11文字の殺人」など
本格ミステリが揃ってますから、未読の方は是非。
さて主人公・雨村慎介が何者かに襲われ、
頭に重傷を負うところから物語は始まります。
襲った犯人はかつて自分が交通事故で死なせた
女性の夫だった。
しかし、彼は怪我の影響でその事故の記憶を
失ってしまう・・・
事故の事が気になり、彼自らその調査に乗り出すと、
周囲の人間たちが不穏な動きを見せ始める。
一体自分が犯した交通事故はどんなものだったのか?
単なる交通事故ではなかったのか?
そして、慎介の前に妖しい魅力に満ちた謎の女性が現れる・・・
果たして彼女の正体は?
本作はミステリであり、ある種のホラー小説でもあると感じました。
最初の慎介と謎の客(後にそれは人形職人とわかりますが)が
交わした何気ない会話の中に、
実は大きな謎が隠されていたというのが(というか僕はそう読めて)
それが見事。
記憶を失った事によって、慎介にとっては果たして
よかったのでしょうか。難しい。
を読んだ時に書けば良かったです。
光文社文庫の東野さん作品を読むのは非常に久しぶりでした。
光文社の東野さんといえば、初期作品が多く文庫化されてますし、
「白馬山荘殺人事件」や「11文字の殺人」など
本格ミステリが揃ってますから、未読の方は是非。
さて主人公・雨村慎介が何者かに襲われ、
頭に重傷を負うところから物語は始まります。
襲った犯人はかつて自分が交通事故で死なせた
女性の夫だった。
しかし、彼は怪我の影響でその事故の記憶を
失ってしまう・・・
事故の事が気になり、彼自らその調査に乗り出すと、
周囲の人間たちが不穏な動きを見せ始める。
一体自分が犯した交通事故はどんなものだったのか?
単なる交通事故ではなかったのか?
そして、慎介の前に妖しい魅力に満ちた謎の女性が現れる・・・
果たして彼女の正体は?
本作はミステリであり、ある種のホラー小説でもあると感じました。
最初の慎介と謎の客(後にそれは人形職人とわかりますが)が
交わした何気ない会話の中に、
実は大きな謎が隠されていたというのが(というか僕はそう読めて)
それが見事。
記憶を失った事によって、慎介にとっては果たして
よかったのでしょうか。難しい。
月夜のうずのしゅげ様、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2011-03-09 13:37)