静かな炎天 [若竹七海]
まずはAmazonさんの紹介ページから。
ひき逃げで息子に重傷を負わせた男の素行調査。疎遠になっている従妹の消息。
依頼が順調に解決する真夏の日。晶はある疑問を抱く(「静かな炎天」)。
イブのイベントの目玉である初版サイン本を入手するため、
翻弄される晶の過酷な一日(「聖夜プラス1」)。
タフで不運な女探偵・葉村晶の魅力満載の短編集。
葉村晶、探偵業を再開。
「さよならの手口」にて無事に正規に探偵業を
することができるようになった葉村。
しかし、あくまでミステリ古書店でバイト、時々探偵という、
肩書きは変わらず。
表題作「静かな炎天」は本作愁眉。
次々と舞い込む調査の依頼。その裏にあるものとは?
ホームズの「赤毛組合」を彷彿とさせます。
「熱海ブライトン・ロック」は後味悪い作品ですが、
これはそれ以上に衝撃的な場面が描かれます。
よくぞ葉村はこれを乗り切った!
「副島さんは知っている」は懐かしい人物が登場。
それもうれしかったですが、この作品は葉村の
大がかりな「ウソ」が面白い。
かつそれが古書店バイトのミステリと見事に関わっていて、
見事な作品です。
「暗い越流」にも葉村晶シリーズは収録されているようで、
こちらの文庫化も待たれます。
ひき逃げで息子に重傷を負わせた男の素行調査。疎遠になっている従妹の消息。
依頼が順調に解決する真夏の日。晶はある疑問を抱く(「静かな炎天」)。
イブのイベントの目玉である初版サイン本を入手するため、
翻弄される晶の過酷な一日(「聖夜プラス1」)。
タフで不運な女探偵・葉村晶の魅力満載の短編集。
葉村晶、探偵業を再開。
「さよならの手口」にて無事に正規に探偵業を
することができるようになった葉村。
しかし、あくまでミステリ古書店でバイト、時々探偵という、
肩書きは変わらず。
表題作「静かな炎天」は本作愁眉。
次々と舞い込む調査の依頼。その裏にあるものとは?
ホームズの「赤毛組合」を彷彿とさせます。
「熱海ブライトン・ロック」は後味悪い作品ですが、
これはそれ以上に衝撃的な場面が描かれます。
よくぞ葉村はこれを乗り切った!
「副島さんは知っている」は懐かしい人物が登場。
それもうれしかったですが、この作品は葉村の
大がかりな「ウソ」が面白い。
かつそれが古書店バイトのミステリと見事に関わっていて、
見事な作品です。
「暗い越流」にも葉村晶シリーズは収録されているようで、
こちらの文庫化も待たれます。
31さま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2016-09-27 21:13)