西村京太郎先生、お疲れ様でした。 [西村京太郎]
91歳まで現役を続けこらえた先生にまずは敬意を表したいと思います。
世間的に見れば、トラベルミステリーという分野を開拓した、
まさに第一人者、そして2時間ドラマには欠かせないシリーズ原作者といえるでしょう。
一方で、このトラベルミステリーの大ヒットのおかげで、各出版社が
ミステリ(本格、新本格なども含め)という分野に財源を回せるようになったのではないか
とも思っているのです。
ミステリファンならば、やはり初期の「天使の傷痕」「四つの終止符」
そしてスパイミステリの傑作「D機関情報」、
さらには青春ミステリ「おれたちはブルースしか歌わない」
そしてそして、なんと言っても「そして誰もいなくなった」に真正面から挑んだ
作品である「殺しの双曲線」。
パロディであって見事な本格ミステリである、名探偵4部作。
実は島も多いのです、「伊豆七島殺人事件」「幻奇島」「南神威島」
拙ブログでも色々とご紹介させて頂きました。
(「神話列車殺人事件」や「鬼女面殺人事件」も素晴らしい。)
そしてそして、やはり「消失モノ」は忘れてはいけません。
十津川警部が活躍する「消えたタンカー」、左文字進登場の「消えた巨人軍」
「ミステリー列車が消えた」、「華麗なる誘拐」「盗まれた都市」等々・・・
挙げればキリがありませんね。
「寝台特急殺人事件」、「終着駅殺人事件」、これらも名作です。
事件現場を作り出してしまう「七人の証人」は十津川警部シリーズでも異色の傑作。
昨年まで自筆原稿で入稿されていたとのこと。
大往生の御年齢ではもちろんありますが、まだまだお元気で執筆して頂きたかった
のもまた事実。
先生、多種多様な作品を生み出して頂き、ありがとうございました。合掌。
世間的に見れば、トラベルミステリーという分野を開拓した、
まさに第一人者、そして2時間ドラマには欠かせないシリーズ原作者といえるでしょう。
一方で、このトラベルミステリーの大ヒットのおかげで、各出版社が
ミステリ(本格、新本格なども含め)という分野に財源を回せるようになったのではないか
とも思っているのです。
ミステリファンならば、やはり初期の「天使の傷痕」「四つの終止符」
そしてスパイミステリの傑作「D機関情報」、
さらには青春ミステリ「おれたちはブルースしか歌わない」
そしてそして、なんと言っても「そして誰もいなくなった」に真正面から挑んだ
作品である「殺しの双曲線」。
パロディであって見事な本格ミステリである、名探偵4部作。
実は島も多いのです、「伊豆七島殺人事件」「幻奇島」「南神威島」
拙ブログでも色々とご紹介させて頂きました。
(「神話列車殺人事件」や「鬼女面殺人事件」も素晴らしい。)
そしてそして、やはり「消失モノ」は忘れてはいけません。
十津川警部が活躍する「消えたタンカー」、左文字進登場の「消えた巨人軍」
「ミステリー列車が消えた」、「華麗なる誘拐」「盗まれた都市」等々・・・
挙げればキリがありませんね。
「寝台特急殺人事件」、「終着駅殺人事件」、これらも名作です。
事件現場を作り出してしまう「七人の証人」は十津川警部シリーズでも異色の傑作。
昨年まで自筆原稿で入稿されていたとのこと。
大往生の御年齢ではもちろんありますが、まだまだお元気で執筆して頂きたかった
のもまた事実。
先生、多種多様な作品を生み出して頂き、ありがとうございました。合掌。
皆様、nice!ありがとうございます。
by コースケ (2022-03-12 12:52)