ミステリークロック [貴志祐介]
まずはAmazonさんの紹介ページから。
人里離れた山荘での晩餐会。招待客たちが超高級時計を巡る奇妙なゲームに興じる最中、
山荘の主、女性作家の森怜子が書斎で変死を遂げた。
それをきっかけに開幕したのは命を賭けた推理ゲーム!
巻き込まれた防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、
時間の壁に守られた完全密室の謎に挑むが(「ミステリークロック」)。
表題作ほか計2編収録。『コロッサスの鉤爪』と2冊で贈る、防犯探偵・榎本シリーズ第4弾。
以下、ややネタバレ。
また少し時間が空いてしまいました。
このところあまり本を読んでいないので、次はもう「ぼくのこのミス2020」になりそう
な予感がします(苦笑)
表題作はまず措いておき、「ゆるやかな自殺」は榎本の仕事関係がいかに
広いのかを示すエピソードでもあり、結構激しい作品だなあと。
しかしこのトリック、かなり面白いですね。
本シリーズはメイントリックは密室なのです。
しかし本書所収の2編はかなりの変化球ですよね。
とくに「ゆるやかな自殺」のこのトリックはなあ。まあ上手くはいきそうですけど(笑
でも確かに自殺にしか見えない。
表題作は犯人は即座にわかります(笑
というか、これは準備していないと絶対に無理なので、それはわかるはず。
しかし、この時計トリック、時間トリックは素晴らしいの一言に尽きます。
電波時計のトリックだけでなく、全体が実によく構成されていて、
それでいて、榎本のTVを入れた推理ショーも見逃せません。
人里離れた山荘での晩餐会。招待客たちが超高級時計を巡る奇妙なゲームに興じる最中、
山荘の主、女性作家の森怜子が書斎で変死を遂げた。
それをきっかけに開幕したのは命を賭けた推理ゲーム!
巻き込まれた防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、
時間の壁に守られた完全密室の謎に挑むが(「ミステリークロック」)。
表題作ほか計2編収録。『コロッサスの鉤爪』と2冊で贈る、防犯探偵・榎本シリーズ第4弾。
以下、ややネタバレ。
また少し時間が空いてしまいました。
このところあまり本を読んでいないので、次はもう「ぼくのこのミス2020」になりそう
な予感がします(苦笑)
表題作はまず措いておき、「ゆるやかな自殺」は榎本の仕事関係がいかに
広いのかを示すエピソードでもあり、結構激しい作品だなあと。
しかしこのトリック、かなり面白いですね。
本シリーズはメイントリックは密室なのです。
しかし本書所収の2編はかなりの変化球ですよね。
とくに「ゆるやかな自殺」のこのトリックはなあ。まあ上手くはいきそうですけど(笑
でも確かに自殺にしか見えない。
表題作は犯人は即座にわかります(笑
というか、これは準備していないと絶対に無理なので、それはわかるはず。
しかし、この時計トリック、時間トリックは素晴らしいの一言に尽きます。
電波時計のトリックだけでなく、全体が実によく構成されていて、
それでいて、榎本のTVを入れた推理ショーも見逃せません。
ミステリークロック 「防犯探偵・榎本」シリーズ (角川文庫)
- 作者: 貴志 祐介
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2020/11/21
- メディア: Kindle版